私が今まで見てきたプロ野球選手の中で
「この選手が凄い!」と思った選手をランキング形式で紹介します
ベスト30のランキングは
- 平成(1989~2019年)
- 令和(2019年~現在)
この期間に活躍した選手から選出したいと思います
昭和の選手を選ばなかった理由としては
プロ野球を見始めたのが、1995年からなので
自分の目で見てきた選手をランキングに多く入れたかったため
昭和は通算成績が圧倒的な選手が多いので
- 長嶋茂雄(三塁手)
- 王貞治(一塁手)
- 野村克也(捕手)
- 金田正一(投手)
- 山本浩二(外野手)
- 福本豊(外野手)
この選手たちは絶対にランキング入りしますし、他にも多くの活躍した選手がいます
なので、平成・令和から私的に選んだ選手をランキングしてみました
落合博満や清原和博のように昭和から平成に跨って、活躍された選手は
平成以降(1989年~)の成績のみ重視させて頂きました
平成と令和に絞っても、ランキング入りさせたい選手が多すぎるので、「私的」という部分を重視して厳選しております
K/9 | 9イニングでいくつ三振の奪うかを表す数値 |
BB/9 | 9イニングでいくつ四球を与えてしまったかを表す数値 |
WHIP | 1投球回あたり何人の走者を出したかを表す数値 |
ARM | 外野手の送球による得点換算を指標したもの |
UZR | 平均的な選手が守る場合に比べて、守備でどれだけの失点を防いだか |
rWAR | 平均的な選手に比べて、1年間で何勝分に貢献したか表す数値 2.0でレギュラー 5.0でオールスター級 8.0でMVP級 |
目次もあるので、気になる選手から見てみて下さい
- 1位 イチロー(1992~2019年)
- 2位 大谷 翔平(2013~現役)
- 3位 松井 秀喜(1993~2012年)
- 4位 ダルビッシュ有(2005~現役)
- 5位 野茂 英雄(1990~2008年)
- 6位 松井 稼頭央(1995~2018年)
- 7位 柳田 悠岐(2011~現役)
- 8位 古田 敦也(1990~2007年)
- 9位 田中 将大(2007~現役)
- 10位 上原 浩治(1999~2018年)
- 11位 黒田 博樹(1997~2016年)
- 12位 佐々木 主浩(1990~2005年)
- 13位 松坂 大輔(1999~2021年)
- 14位 山田 哲人(2012~現役)
- 15位 小笠原 道大(1997~2015年)
- 16位 青木 宣親(2004~現役)
- 17位 松中 信彦(1997~2015年)
- 18位 藤川 球児(2000~2020年)
- 19位 清原 和博(1986~2008年)
- 20位 城島 健司(1995~2012年)
- 21位 岩瀬 仁紀(1999~2018年)
- 22位 井口 資仁(1997~2017年)
- 23位 秋山 幸二(1981~2002年)
- 24位 落合 博満(1979~1998年)
- 25位 金本 知憲(1992~2012年)
- 26位 福留 孝介(1999~2022年)
- 27位 タフィ・ローズ(1996~2009年)
- 28位 中村 紀洋(1992~2014年)
- 29位 前田 智徳(1990~2013年)
- 30位 吉田 正尚(2016~現役)
- まとめ
1位 イチロー(1992~2019年)
所属 オリックス(1992~2000)、SEA(2001~2012)、NYY(2012~2014)、MIA(2015~2017)、SEA(2018~2019)
イチロー 【全盛期・17シーズン】
1994~2000年(日本)、21~27歳
イチロー 日本・ベスト5シーズン平均成績
【1994~1997、2000年】
2001~2010年(MLB)、28~37歳
イチロー MLB・ベスト5シーズン平均成績
【2001、2004、2006、2007、2009年】
日本人最高のフィールドプレイヤー
バットコントロール、走塁、スローイング、守備力
全てを高次元で兼ね備えているのが、イチロー選手
BsR・ARM・UZRなどのセイバーメトリクスからも、イチロー選手の総合力の高さがわかります
全盛期も21~37歳の17シーズンという圧倒的長さは、まさに無事これ名馬
2004年・rWARはアメリカンリーグ1位
日米のシーズン最多安打記録を塗り替えた唯一無二のレジェンド
歴代選手の全盛期・平均打率を比べてみても
選手名 | 全盛期 | 年数 | 打率 | 首位打者 | .350以上 |
イチロー | 94~00年 | 7年 | .359 | 7回 | 4回 |
青木 宣親 | 05~11年 | 7年 | .330 | 3回 | 1回 |
張本 勲 | 61~77年 | 17年 | .329 | 7回 | 3回 |
柳田 悠岐 | 15~20年 | 6年 | .333 | 2回 | 2回 |
若松 勉 | 72~80年 | 9年 | .327 | 2回 | 2回 |
落合 博満 | 81~86年 | 6年 | .337 | 5回 | 2回 |
イチロー(日米) | 94~10年 | 17年 | .340 | 9回 | 8回 |
イチロー選手の圧倒的な数字が目につきます
21世紀以降にデビューしたメジャーリーガーの通算打率を比較すると
選手名 | 年度 | 打率 | 安打 | .350以上 |
イチロー | 2001~19年 | .311 | 3089 | 4回 |
A.プホルス | 2001~22年 | .296 | 3384 | 1回 |
マウアー | 2004~18年 | .306 | 2123 | 1回 |
M.カブレラ | 2003~22年 | .308 | 3088 | 0回 |
B.ポージー | 2009~21年 | .302 | 1500 | 0回 |
M.ホリデイ | 2004~18年 | .299 | 2096 | 0回 |
アルトゥーベ | 2011~22年 | .307 | 1935 | 0回 |
通算打率では、堂々の1位を獲得
イチロー選手の「バットコントロール」はMLBでもトップレベルであることを証明してくれました
言葉の影響力も凄く
夢をつかむことというのは、一気にはできません
ちいさなことをつみかさねることで、
いつの日か、信じられないような力を出せるようになっていきます
夢をつかむ イチロー262のメッセージより引用
その他にも
イチロー選手の影響で、多くの野球少年が右投左打に挑戦したそうです
日米通算安打は不滅の大記録。破られることはないでしょう
1995年は八冠王
オリックスをリーグ優勝に導いた1995年のシーズンは最も多くのタイトルを獲得
この年獲得した個人タイトルは以下の通り
- シーズンMVP
- 首位打者
- 打点王
- 盗塁王
- 最多安打
- 最高出塁率
- ベストナイン
- ゴールデングラブ賞
トータルで八冠王を獲得
本塁打こそ3本差で獲得はなりませんでしたが、プロ野球の歴史の中で
年間でこれほど個人タイトルを獲得した選手は存在しません
私自身もこのシーズンからプロ野球を見るようになったので、最も印象深いシーズンの一つです
2位 大谷 翔平(2013~現役)
所属 日本ハム(2013~2017)、LAA(2018~2023)、LAD(2024~)
大谷翔平 【全盛期・3シーズン】
2021~2023年(MLB)、27~29歳
大谷翔平 投手・ベスト3シーズン平均成績
【2021~2023年】
2021~2023年(MLB)、27~29歳
大谷翔平 野手・ベスト3シーズン平均成績
【2021~2023年】
現役最強のメジャーリーガー
イチローが「天才」なら、大谷は「怪物」って感じ
正直、同率で1位くらいのインパクトです
プロ野球の常識を次から次へと塗り替えていく令和の怪物
こんなことも可能なのが、大谷翔平選手
まさか生きてるうちに、イチロー選手を超える可能性の選手が出てくるとは
とにかく怪我だけしないように祈るのみ
2023年は二刀流の集大成
【大谷翔平・2023年 投手成績】
二年連続で二桁勝利を達成しましたが、8月23日のレッズとのダブルヘッダー第1試合に先発登板し
一回裏の第1打席で、両リーグ最多の44号本塁打を打った直後の二回表に緊急降板
検査の結果は
右肘の内側側副靱帯の損傷
このケガで今シーズンの投手としての登板は終了しました
手術をするかどうかは今後の経過待ちですが、良い方向に進むよう願っております
投手成績は制球面にやや改善はありますが、160キロを超えるストレートに
魔球スイーパーを織り交ぜて、高い奪三振率をキープしました
正直エンゼルス以外の強いチームにいれば、もっと多くの勝ち星を上げることが出来ると思います
【大谷翔平・2023年 打者成績】
今シーズンは順調に本塁打を積み重ねて、日本人初のホームラン王に向けて活躍中です
2位に10本以上の差をつけているので、野手として出続けることが出来れば
これは間違いないと思います
三冠王の可能性すら持っているので、2021年を超える打者成績を残しています
順調にいけば「50本塁打」を超えるシーズンになりそうなので、大台越えに期待しています
3位 松井 秀喜(1993~2012年)
所属 巨人(1993~2002)、NYY(2003~2009)、LAA(2010)、OAK(2011)、TB(2012)
松井秀喜 【全盛期・15シーズン】
1996~2002年(日本)、 22~28歳
松井秀喜 日本・ベスト5シーズン平均成績
【1998~2002年】
2003~2010年(MLB)、29~36歳
松井秀喜 MLB・ベスト5シーズン平均成績
【2003~2005、2007、2009年】
平成最強のホームランバッター
- 昭和が王・長嶋、なら
- 平成はイチロー・松井
20年前にホームラン打者が、MLBに挑戦したことが凄いです
ISOからもメジャー移籍後は中距離バッターになり、メジャーに適合
日本時代は外国人助っ人にも負けないパワーを発揮しました
選手名 | 全盛期 | 年数 | ISO | 本塁打王 | 40本以上 |
松井 秀喜 | 93~02年 | 10年 | .278 | 3回 | 3回 |
カブレラ | 01~12年 | 12年 | .289 | 1回 | 3回 |
T.ローズ | 96~09年 | 13年 | .274 | 4回 | 7回 |
バレンティン | 11~21年 | 11年 | .280 | 3回 | 1回 |
ブライアント | 88~95年 | 8年 | .307 | 3回 | 2回 |
ペタジーニ | 99~10年 | 7年 | .302 | 2回 | 2回 |
T.ウッズ | 03~08年 | 6年 | .284 | 3回 | 3回 |
イチローも大谷もワールドシリーズは未経験
晩年の怪我さえなければ、もっと本塁打数を伸ばしたはず
ミート力と長打力とを兼ね備えた凄い打者でした
4位 ダルビッシュ有(2005~現役)
所属 日本ハム(2005~2011)、TEX(2012~2017)、LAD(2017)、CHC(2018~2020)、SD(2021~2024)
ダルビッシュ有 【全盛期・12シーズン】
2007~2011年(日本)、21~25歳
ダルビッシュ有 日本・ベスト5シーズン平均成績
【2007~2011年】
2012~2022年(MLB)、26~36歳
ダルビッシュ有 MLB・ベスト5シーズン平均成績
【2012~2014、2020、2022年】
研究熱心な変化球マスター
最新トレーニングとデータを使って
毎年自分を進化させようとする探求者
教える側に回っても、ダルビッシュ選手は絶対に優秀だと思います
野村監督も平成ナンバーワン投手に選んでますし
近い将来、日ハムに戻ってきてくれるかも
個人的には、そう思ってます
彼の献身的な姿勢が、選手たちを一つにした
日米通算200勝を是非とも達成してほしいです
5位 野茂 英雄(1990~2008年)
所属 近鉄(1990~1994)、LAD(1995~1998)、NYM(1998)、MIL(1999)、DET(2000)、BOS(2001)、LAD(2002~2004)、TB(2005)、KC(2008)
野茂英雄 【全盛期・12シーズン】
1990~1994年(日本)、22~26歳
野茂英雄 日本・ベスト5シーズン平均成績
【1990~1994年】
1995~2003年(MLB)、27~35歳
野茂英雄 MLB・ベスト5シーズン平均成績
【1995、1996、2001~2003年】
メジャーの道を切り開いたパイオニア
数字だけじゃ測れない魅力が野茂投手にはありました
日本人がメジャーリーグなんて、想像もしていなかった時代に
監督と衝突したとはいえ、野茂選手の挑戦がなければ
イチロー・松井秀喜・大谷翔平、などの活躍もどうなったか分かりません
後輩たちに、それほどの影響を与えた存在
野茂選手はメジャーリーグでも2回、最多奪三振のタイトルを取っています
選手名 | 年度 | 球団 | 奪三振 | K/9 |
野茂 英雄 | 1995 | LAD | 236 | 11.10 |
野茂 英雄 | 2001 | BOS | 220 | 10.00 |
ダルビッシュ有 | 2013 | TEX | 277 | 11.89 |
G.コール | 2022 | NYY | 257 | 11.53 |
フライボール革命で、打者がアッパースイング傾向になった
現在のトップ投手と同じ奪三振率を、20年以上前にたたき出している野茂選手
この時代に、現在のトップ選手クラスの奪三振率は
野茂選手が狙って三振が取れたことの証明です
トルネード旋風を忘れることはありません
6位 松井 稼頭央(1995~2018年)
松井稼頭央 【全盛期・8シーズン】
1996~2003年、21~28歳
松井稼頭央 ベスト5シーズン平均成績
【1999~2003年】
華のあるアスリート型の遊撃手
スイッチヒッターで唯一のトリプルスリーを達成
最初はスピード型の選手でしたが、筋肉トレーニングを重ねて
長打も打てる選手に進化
歴代のスイッチヒッターとの成績比較でも
選手名 | 全盛期 | 年数 | 打率 | 本塁打 | 盗塁 |
松井 稼頭央 | 97~03年 | 7年 | .317 | 21 | 34 |
松永 浩美 | 84~91年 | 8年 | .307 | 18 | 20 |
高橋 慶彦 | 78~87年 | 10年 | .292 | 13 | 41 |
柴田 勲 | 66~78年 | 13年 | .273 | 11 | 34 |
デストラーデ | 89~95年 | 5年 | .262 | 32 | 8 |
総合力でも、松井稼頭央が頭一個抜けていますし
日米通算2705本は歴代5位
日本だけでプレイし続けていたら、3000本安打も達成していたでしょう
ショート失格の烙印の悔しさをバネに
2007年にはシーズン32盗塁を達成
MLBでは、3年連続シーズン初打席本塁打を達成
7位 柳田 悠岐(2011~現役)
柳田悠岐 【全盛期・8シーズン】
2014~2021年、26~33歳
柳田悠岐 ベスト5シーズン平均成績
【2015~2018、2020年】
ミスターフルスイング
何度もありえないホームランを打つ大砲
2015年にトリプルスリー、常に高いOPSを維持
2000年以降のOPSを比較すると
選手名 | 全盛期 | 年数 | OPS | 打率 | 本塁打 |
柳田 悠岐 | 15~20年 | 6年 | 1.046 | .333 | 26 |
山田 哲人 | 14~19年 | 6年 | .962 | .299 | 33 |
松中 信彦 | 00~06年 | 7年 | 1.010 | .318 | 34 |
小笠原 道大 | 00~10年 | 11年 | .973 | .321 | 31 |
福留 孝介 | 02~06年 | 5年 | 1.002 | .325 | 27 |
和田 一浩 | 02~10年 | 9年 | .948 | .318 | 27 |
あのフルスイングを出来れば、メジャーリーグで見てみたかった
あえて言うなら、少し故障癖がある点が、微マイナス
しかし打席でこれほど期待できる打者はそうはいません
8位 古田 敦也(1990~2007年)
古田敦也 【全盛期・14シーズン】
1991~2004年、26~39歳
古田敦也 ベスト5シーズン平均成績
【1991~1993、1997、2001年】
キャッチャーの歴史を変えた選手
40代、50代なら捕手イコール「古田敦也」ってイメージの人が多いと思います
ヤクルト黄金期を支えた第一人者であり、野村監督の教え子の最高傑作
同世代の捕手たちとの盗塁阻止率の成績を比較すると
選手名 | 年度 | シーズン | 通算 | GG賞 |
古田 敦也 | 1990~07年 | .644 | .462 | 10回 |
伊東 勤 | 1982~03年 | .431 | .341 | 11回 |
谷繫 元信 | 1989~15年 | .543 | .368 | 6回 |
矢野 輝弘 | 1991~10年 | .434 | .349 | 2回 |
城島 健司 | 1995~12年 | .508 | .383 | 8回 |
阿部 慎之助 | 2001~19年 | .443 | .348 | 4回 |
古田選手が頭一個抜けております
盗塁阻止率は4割が強肩の目安と言われるので、通算で4割を超えているのが信じられません
監督としては結果は出なかったかもしれないが
もう兼任監督は出てこないんじゃないかな~
打撃なら阿部慎之助、守備なら谷繫元信などもいますが
トータルでは平成ナンバーワン捕手は古田敦也で決まりですね
9位 田中 将大(2007~現役)
田中将大 【全盛期・13シーズン】
2007~2013年(日本)、19~25歳
田中将大 日本・ベスト5シーズン平均成績
【2009~2013年】
2014~2019年(MLB)、26~31歳
田中将大 MLB・ベスト5シーズン平均成績
【2014~2018年】
総合力が高い完成された投手
2013年には勝率100%で、楽天を初優勝に導いたエース
球威・奪三振・制球力・変化球、投手に必要な要素を全て兼ね備えた選手
高校3年の夏の甲子園では、斎藤佑樹との投げ合いは甲子園の名勝負の一つに数えられています
しかし、プロ入り後の二人の成績はかなり差が出来てしまいました
選手名 | 年度 | 勝利 | 投球回 | 奪三振 | 防御率 |
田中 将大 | 07~22年 | 190 | 2688 | 2481 | 2.97 |
斎藤 佑樹 | 11~21年 | 15 | 364.2 | 209 | 4.34 |
これが田中投手には大きかったと思います
日本球界復帰後は、やや苦戦しておりますが、なんとか日米200勝を達成して欲しい
ダルビッシュ有と同年に達成するかな?
10位 上原 浩治(1999~2018年)
上原浩治 【全盛期・16シーズン】
1999~2007年(日本)、24~32歳
上原浩治 日本・ベスト5シーズン平均成績
【1999、2002~2005年】
2010~2016年(MLB)、35~41歳
上原浩治 MLB・ベスト5シーズン平均成績
【2011~2015年】
抜群の制球力で巨人のエースへ
ストレートの球威だけなら、松坂や田中の方が上でしょう
しかし上原選手の最大の武器は「コントロール」
日本時代は先発投手として、MLB移籍後はリリーフに適応
2013年には日本人初のワールドシリーズ胴上げ投手になりました
これを達成した唯一の日本人
日本でもメジャーリーグでも、先発でもリリーフでも
環境や役割が変わってもアジャストしていく能力こそ
上原投手の一番凄いところかもしれません
11位 黒田 博樹(1997~2016年)
年 | 球団 | 勝 | 負 | 投球回 | K/9 | BB/9 | 防御率 | WAR |
2005 | 広島 | 15 | 12 | 212.2 | 6.98 | 1.78 | 3.17 | ー |
2012 | NYY | 16 | 11 | 219.2 | 6.84 | 2.09 | 3.32 | 5.3 |
2013 | NYY | 11 | 13 | 201.1 | 6.71 | 1.92 | 3.31 | 4.0 |
日本 | 13年 | 124 | 105 | 2021.2 | 6.50 | 2.24 | 3.55 | ー |
MLB | 7年 | 79 | 79 | 1319.0 | 6.73 | 1.99 | 3.45 | 21.6 |
日米 | 20年 | 203 | 184 | 3340.2 | 6.59 | 2.39 | 3.51 | ー |
【全盛期の平均成績】 14シーズン
黒田博樹・2001~2007年(日本) 26~32歳
登板 | 勝 | 負 | S | 投球回 |
26 | 12 | 9 | 0 | 184 |
奪三振 | K/9 | BB/9 | 防御率 | 沢村賞 |
142 | 6.96 | 1.80 | 3.23 | ― |
黒田博樹・2008~2014年(MLB) 33~39歳
登板 | 勝 | 負 | S | 投球回 |
30 | 11 | 11 | 0 | 188 |
K/9 | BB/9 | 防御率 | WHIP | rWAR |
6.73 | 1.99 | 3.45 | 1.17 | 3.1 |
日米通算203勝・広島のエース
日本で124勝、メジャーで79勝は野茂の日米201勝を上回る成績
ドジャース、ヤンキースでもエース格として活躍
40歳でメジャーリーグの大型契約を蹴って、広島カープに復帰
復帰二年目の2016年には
広島カープ25年ぶりのリーグ優勝に貢献
惜しまれつつ、引退しました
同級生の松井の事を黒田選手は、相当意識していたようです
松井秀喜との通算対決の成績は
打数 | 安打 | 打率 | 本塁打 | 三振 |
67 | 21 | .313 | 6 | 16 |
やや松井に分がありますが、二人にしかわからない関係があるのでしょう
メジャーでも日本時代と変わらない成績を残した数少ない選手の一人です
12位 佐々木 主浩(1990~2005年)
年 | 球団 | 登板 | 勝 | S | 投球回 | K/9 | BB/9 | 防御率 |
1997 | 横浜 | 49 | 3 | 38 | 60.0 | 14.85 | 2.55 | 0.90 |
1998 | 横浜 | 51 | 1 | 45 | 56.0 | 12.54 | 2.09 | 0.64 |
2001 | SEA | 69 | 0 | 45 | 66.2 | 8.37 | 1.49 | 3.24 |
日本 | 12年 | 439 | 43 | 252 | 627.2 | 12.20 | 3.30 | 2.41 |
MLB | 4年 | 228 | 7 | 129 | 223.1 | 9.75 | 3.10 | 3.14 |
【平均成績・全盛期】 8シーズン
佐々木主浩・1995~1999年(日本) 27~31歳
登板 | 勝 | 負 | S | 投球回 |
42 | 3 | 1 | 32 | 49 |
奪三振 | K/9 | BB/9 | 防御率 | MVP |
74 | 13.52 | 2.53 | 1.54 | 1回 |
佐々木主浩・2000~2002年(MLB) 32~34歳
登板 | 勝 | 負 | S | 投球回 |
64 | 2 | 5 | 40 | 63 |
K/9 | BB/9 | 防御率 | WHIP | rWAR |
10.09 | 2.94 | 2.98 | 1.03 | 1.2 |
日米で活躍した大魔神
ストレートと落差の大きいフォークを武器に日米通算381セーブを達成
大魔神が出てきたら試合は終了と言われたくらい凄い抑えでした
特に97、98年は絶対的な抑えで、この期間の防御率は「0.78」
奪三振率も「13.73」と圧倒的な数字です
この時のマリナーズの抑えを務めていたのが、佐々木投手
リーグ優勝決定戦で、ヤンキースに敗れてしまいましたが
このチームが今現在、マリナーズが最もワールドシリーズ制覇に近づいた瞬間でした
13位 松坂 大輔(1999~2021年)
松坂大輔 【全盛期・8シーズン】
1999~2006年、19~26歳
松坂大輔 ベスト5シーズン平均成績
【2001、2003~2006年】
高卒一年目から大活躍
甲子園優勝を引っ提げて、鳴り物入りでドラ1で西武ライオンズに入団
1999年に松坂旋風が起きました
デビュー戦で155キロのストレートで披露したかと思えば
当時パ・リーグの顔になっていたイチローとの初対決は
イチローを3打席連続三振
二人のライバル関係が、ここからスタートしていきます
イチローとの通算対決は
- 61打数 15安打 8三振
- 打率.246 1本塁打 7打点
数字だけ見ると松坂選手に分がありますが、数字以上の魅力が二人の対決にはあったと思います
3度目の対決では、唯一の本塁打となる通算100号本塁打を松坂選手から打ちました
主な高卒一年目の投手の成績を比較すると
選手名 | 年度 | 勝 | 投球回 | 奪三振 | 防御率 |
松坂 大輔 | 1999 | 16 | 180.0 | 151 | 2.60 |
田中 将大 | 2007 | 11 | 186.1 | 196 | 3.82 |
藤浪晋太郎 | 2013 | 10 | 137.2 | 126 | 2.75 |
江夏 豊 | 1967 | 12 | 230.1 | 225 | 2.74 |
高卒一年目の二桁勝利は、江夏豊以来32年ぶりに達成
最多勝に至っては45年ぶりの快挙でした
新人から3年連続の最多勝、4度の最多奪三振、2度の最優秀防御率など
数々のタイトルを獲得して、メジャーリーグへ移籍
輝かしい20代から一転して、30代は成績が急降下してしまいます
2008年を最後に二桁勝利を達成することはありませんでした
通算200勝も間違いないと思っていたんですが
キャリア前半の10年で「141」勝に対して、後半の10年は「29」勝しか出来ず
その点で自分の中では10位以内には入りませんでした
14位 山田 哲人(2012~現役)
山田哲人 【全盛期・8シーズン】
2014~2021年、22~29歳
山田哲人 ベスト5シーズン平均成績
【2014~2016、2018、2019年】
歴代最高の二塁手
柳田悠岐と並んで2010年代を代表するスター選手
打撃や走塁面だけなら、プロ野球史上最高の二塁手に異論はないでしょう
守備面では、同時期に菊池(広島)がいるせいで一度もゴールデングラブ賞の受賞はないですが
守備範囲もトップレベルで、UZRは2021年は二塁手リーグ1位を獲得、けして悪い訳ではありません
3度のトリプルスリーを達成
長いプロ野球の歴史の中でも、複数回トリプルスリーを達成したのは、山田選手だけです
30代に入ってからは、やや成績が下降線の傾向にあるので
ここから成績を盛り返すことが出来るかどうか
30代以降の名球会選手の通算成績
選手名 | 年齢 | 安打 | 打率 | 本塁打 | 盗塁 |
立浪 和義 | 30~40 | 1106 | .284 | 70 | 30 |
金本 知憲 | 30~44 | 2085 | .285 | 371 | 120 |
稲葉 篤紀 | 30~42 | 1501 | .283 | 178 | 41 |
和田 一浩 | 30~42 | 1901 | .303 | 299 | 56 |
内川 聖一 | 30~40 | 1096 | .290 | 105 | 15 |
金本や和田の「大器晩成」感が凄いですね
山田選手もここから好成績をキープできるかどうかが、通算成績には大きく関わってきます
こんな数字も夢じゃない選手です
ミスターヤクルトスワローズとして、どこまで成績を積み上げることが出来るのか注目したいです
15位 小笠原 道大(1997~2015年)
小笠原道大 【全盛期・11シーズン】
2000~2020年、27~37歳
小笠原道大 ベスト5シーズン平均成績
【2000~2003、2006年】
セ・パ両リーグで年間最優秀選手賞
2006年、2007年に両リーグでMVPを獲得した史上初の野手
毎年当たり前のように「3割・30本」を打ち続けた圧倒的な安定感
10年を超える期間で、平均成績が打率3割2分、本塁打30を超えているのは、今回のランキングでは小笠原選手だけです
10年連続の平均成績を比較すると
選手名 | 年数 | 打率 | 本塁打 | 打点 |
小笠原道大 | 2000~09 | .323 | 31 | 92 |
松井 秀喜 | 1993~02 | .304 | 33 | 89 |
高橋 由伸 | 1998~07 | .303 | 25 | 71 |
中村 紀洋 | 1995~04 | .267 | 30 | 87 |
松中 信彦 | 1999~08 | .306 | 30 | 98 |
小笠原選手と同じくらいの平均成績を残しているのは、松井と松中くらいしかいません
単年だけでも「3割・30本」は凄いのに、それを10年連続の平均成績でたたき出しているのは
歴代でもトップレベルの強打者の証です
通算でも「2000安打・3割・300本塁打」を達成しているのは7人
- 長嶋 茂雄
- 王 貞治
- 張本 勲
- 落合 博満
- ラミレス
- 和田 一浩
- 小笠原 道大
ミート・パワー・安定感を兼ね備えていた選手であり
日本ハム、巨人では欠かせない戦力として大活躍でした
2006年WBC日本代表では日本チームの初本塁打を打ち、初優勝にも貢献しました
2009年の第二回大会も全試合に出場して、連覇を達成
16位 青木 宣親(2004~現役)
年 | 球団 | 安打 | 打率 | 本 | 打点 | 盗塁 | OPS | WAR |
2007 | YG | 193 | .346 | 20 | 58 | 17 | .942 | ー |
2010 | YG | 209 | .358 | 14 | 63 | 19 | .944 | ー |
2012 | MIL | 150 | .288 | 10 | 50 | 30 | .787 | 3.2 |
日本 | 13年 | 1874 | .317 | 142 | 639 | 173 | .847 | ー |
MLB | 6年 | 774 | .285 | 33 | 219 | 98 | .738 | 10.4 |
【全盛期の平均成績】 13シーズン
青木宣親・2005~2011年(日本) 23~29歳
試合 | 安打 | 打率 | 本 | 打点 |
139 | 183 | .330 | 12 | 55 |
盗塁 | 出塁率 | 長打率 | OPS | MVP |
23 | .403 | .455 | .858 | ー |
青木宣親・2012~2017年(MLB) 30~35歳
試合 | 安打 | 打率 | 本 | 打点 |
126 | 129 | .285 | 6 | 36 |
盗塁 | 出塁率 | OPS | UZR/OF | rWAR |
16 | .350 | .738 | 1.8 | 1.7 |
ヤクルトの安打製造機
イチロー、松井秀喜、松井稼頭央に続き史上4人目の日米通算2500安打を達成
是非とも3000本安打を目指してもらいたい
メジャーリーグから復帰後は、ヤクルトの若手に多くの影響を与えているようで
三冠王の村上宗隆もその一人
けが防止の入念なストレッチは青木選手の影響のようです
最近は日本人の野手はメジャーリーグで、苦戦する傾向があります
(吉田正尚は本当に凄い)
2010年以降にメジャーリーグに挑戦した野手の成績
選手名 | 年数 | 安打 | 打率 | 本塁打 | 盗塁 |
青木 宣親 | 6年 | 774 | .285 | 33 | 98 |
西岡 剛 | 2年 | 50 | .215 | 0 | 2 |
川﨑 宗則 | 5年 | 150 | .237 | 1 | 12 |
田中 賢介 | 1年 | 8 | .267 | 0 | 2 |
秋山 翔吾 | 2年 | 71 | .224 | 0 | 9 |
筒香 嘉智 | 3年 | 110 | .197 | 18 | 0 |
2010年以降は吉田正尚選手が挑戦するまで、野手でレギュラーを奪えたのは青木選手だけです
青木選手の適応能力や総合力の高さが伺い知れます
守備も肩は平均レベルでしたが、堅実な守備で2020年にはレフトで1位のUZRを獲得
40代に入って、ここから成績をキープできるかどうかが
日米通算3000本安打、NPB2000本安打の達成のカギになりそうです
17位 松中 信彦(1997~2015年)
年 | 球団 | 安打 | 打率 | 本 | 打点 | 出塁率 | 長打率 | OPS |
2003 | ダイエ | 160 | .324 | 30 | 123 | .429 | .573 | 1.002 |
2004 | ダイエ | 171 | .358 | 44 | 120 | .464 | .715 | 1.179 |
2005 | ソフト | 152 | .315 | 46 | 121 | .412 | .663 | 1.075 |
通算 | 19年 | 1767 | .296 | 352 | 1168 | .392 | .534 | .925 |
【全盛期の平均成績】 7シーズン
松中信彦・2000~2006年 27~33歳
試合 | 安打 | 打率 | 本 | 打点 |
132 | 152 | .318 | 34 | 107 |
盗塁 | 出塁率 | 長打率 | OPS | MVP |
2 | .415 | .595 | 1.010 | 2回 |
18年ぶりに三冠王
2004年に日本人では、落合博満以来の三冠王を達成
この年は小久保が無償トレードで、まさかの巨人移籍になり、名実ともにホークスを主砲になることが求められました
自ら酒を断ち、肉体改造にも成功
超強力な打線を4番として引っ張りました
【2004年・ダイエー打線】
打順 | 守備 | 選手名 | 試合 | 打率 | 本 | 打点 | 盗塁 |
1 | 二 | 井口 資仁 | 124 | .333 | 24 | 89 | 18 |
2 | 遊 | 川崎 宗則 | 133 | .303 | 4 | 45 | 42 |
3 | 左 | バルデス | 115 | .279 | 18 | 74 | 1 |
4 | 一 | 松中 信彦 | 130 | .358 | 44 | 120 | 2 |
5 | 捕 | 城島 健司 | 116 | .338 | 36 | 91 | 6 |
6 | 指 | ズレータ | 130 | .284 | 37 | 100 | 1 |
7 | 中 | 柴原 洋 | 99 | .271 | 7 | 39 | 1 |
8 | 右 | 宮地 克彦 | 93 | .310 | 3 | 24 | 1 |
9 | 三 | 本間 満 | 88 | .290 | 2 | 24 | 4 |
3割打者が4人、20本塁打以上が4人、この打線の中心が松中選手です
ただ野球の面白い所は、この年パ・リーグを制覇したのは西武ライオンズでした
もし、小久保が巨人に移籍しなければ、さらに強力な打線になったかもしれません
しかし小久保が抜けたからこそ、肉体改造に挑み自分を追い込んだ結果
三冠王の獲得に繋がったと思います
18位 藤川 球児(2000~2020年)
年 | 球団 | 登板 | S | H | 投球回 | K/9 | BB/9 | 防御率 |
2005 | 阪神 | 80 | 1 | 46 | 92.1 | 13.55 | 1.95 | 1.36 |
2006 | 阪神 | 63 | 17 | 30 | 79.1 | 13.84 | 2.50 | 0.68 |
2007 | 阪神 | 71 | 46 | 6 | 83.0 | 12.47 | 1.95 | 1.63 |
日本 | 17年 | 782 | 243 | 163 | 935.1 | 11.74 | 3.26 | 2.08 |
MLB | 3年 | 29 | 2 | 1 | 26.2 | 10.80 | 2.70 | 5.74 |
【全盛期の平均成績】 7シーズン
藤川球児・2005~2011年 25~31歳
登板 | 勝 | 負 | S | 投球回 |
63 | 5 | 2 | 28 | 71 |
奪三振 | K/9 | BB/9 | 防御率 | 最多セーブ |
102 | 13.00 | 2.21 | 1.26 | 2回 |
プロ野球界最高のストレート
ストレートが来るとわかっていても打てないのが、藤川選手のストレートでした
個人的にはリリーフなら歴代ナンバー1のストレートだと思います
メジャーリーグから復帰後の30代後半になっても
ストレートの回転数は球界トップレベルを維持し、高い奪三振率を誇りました
19位 清原 和博(1986~2008年)
年 | 球団 | 安打 | 打率 | 本 | 打点 | 出塁率 | 長打率 | OPS |
1989 | 西武 | 126 | .283 | 35 | 92 | .424 | .578 | 1.001 |
1990 | 西武 | 134 | .307 | 37 | 94 | .454 | .615 | 1.068 |
1992 | 西武 | 134 | .289 | 36 | 96 | .401 | .558 | .959 |
通算 | 22年 | 2122 | .272 | 525 | 1530 | .389 | .520 | .909 |
【全盛期の平均成績】 6シーズン
清原和博・1989~1994年 22~27歳
試合 | 安打 | 打率 | 本 | 打点 |
128 | 127 | .283 | 30 | 88 |
盗塁 | 出塁率 | 長打率 | OPS | MVP |
6 | .412 | .534 | .946 | ― |
西武黄金期の四番打者
平成・令和のランキングなので、全盛期だった昭和はハズしてますが
それでも西武黄金期を支えた実績は、ランキングに値する活躍でした
高卒一年目から3割・31本塁打で新人王を獲得
名選手たちの高卒一年目の成績を比較すると
選手名 | 試合 | 安打 | 打率 | 本塁打 | 打点 | 盗塁 |
清原 和博 | 126 | 123 | .304 | 31 | 78 | 6 |
イチロー | 40 | 24 | .253 | 0 | 5 | 3 |
松井 秀喜 | 57 | 41 | .223 | 11 | 27 | 1 |
中村 紀洋 | 11 | 6 | .222 | 2 | 5 | 0 |
イチロー、松井秀喜、中村紀洋など名球会クラスの選手でも
高卒一年目では、レギュラーをつかむことは出来ませんでした
ルーキー時代の清原選手の可能性は歴代No.1かもしれません
若いころからお酒や女性関係で問題点が多かった清原選手
野村監督も森監督との会話の中で、若手時代の教育の大切さを説いていました
清原選手がイチローや大谷翔平クラスの節制ができていたら
王貞治の「868」本塁打を超える可能性もあったと思います
20位 城島 健司(1995~2012年)
年 | 球団 | 安打 | 打率 | 本 | 打点 | 盗塁 | OPS | 阻止率 |
2003 | ダイエ | 182 | .330 | 34 | 119 | 9 | .993 | .427 |
2004 | ダイエ | 144 | .338 | 36 | 91 | 6 | 1.087 | .452 |
2006 | SEA | 147 | .291 | 18 | 76 | 3 | .783 | .337 |
日本 | 14年 | 1406 | .296 | 244 | 808 | 72 | .863 | .383 |
MLB | 4年 | 431 | .268 | 48 | 198 | 7 | .721 | .400 |
【全盛期の平均成績】 8シーズン
城島健司・2001~2005年(日本) 25~29歳
試合 | 安打 | 打率 | 本 | 打点 |
125 | 143 | .305 | 30 | 87 |
盗塁 | 出塁率 | 長打率 | OPS | 盗塁阻止率 |
7 | .373 | .556 | .929 | .428 |
城島健司・2006~2008年(MLB) 30~32歳
試合 | 安打 | 打率 | 本 | 打点 |
130 | 124 | .272 | 13 | 59 |
盗塁 | 出塁率 | OPS | 盗塁阻止率 | rWAR |
2 | .313 | .725 | .377 | 1.5 |
捕手として初めてメジャーリーグに挑戦
メジャーリーグ挑戦一年目に
- 打率 .291
- 18本塁打
- 新人王投票で、4位
英語での投手とのコミュニケーションだけでも大変なのに
打撃でも、これだけの成績を残した点は城島選手の天才的な打撃センスの表れだと思います
打撃に反して、守備面ではキャッチングに難があった城島選手
厳しい工藤投手の指導にも必死に食らいつき、信頼を得ていきます
そんな努力が花開いたのは
1999年に工藤投手と最優秀バッテリー賞を獲得
その後、五度の最優秀バッテリー賞を獲得し
名実ともに球界を代表する捕手へ成長していきました
21位 岩瀬 仁紀(1999~2018年)
年 | 球団 | 登板 | S | H | 投球回 | K/9 | BB/9 | 防御率 |
1999 | 中日 | 65 | 1 | ー | 74.1 | 8.84 | 2.66 | 1.57 |
2005 | 中日 | 60 | 46 | 2 | 57.1 | 8.16 | 1.26 | 1.88 |
2006 | 中日 | 56 | 40 | 5 | 55.1 | 7.16 | 1.30 | 1.30 |
通算 | 19年 | 1002 | 407 | 82 | 985.0 | 7.68 | 2.23 | 2.31 |
【全盛期の平均成績】 12シーズン
岩瀬仁紀・1999~2003年(中継ぎ) 25~29歳
登板 | 勝 | 負 | S | 投球回 |
59 | 7 | 3 | 1 | 68 |
奪三振 | K/9 | BB/9 | 防御率 | 最多ホールド |
67 | 8.85 | 2.46 | 1.85 | 3回 |
岩瀬仁紀・2005~2011年(抑え) 31~37歳
登板 | 勝 | 負 | S | 投球回 |
56 | 2 | 3 | 41 | 52 |
奪三振 | K/9 | BB/9 | 防御率 | 最多セーブ |
44 | 7.59 | 1.76 | 2.05 | 4回 |
中継ぎのエースから抑えのエースへ
一年目から中継ぎエースとして活躍
- 岩瀬仁紀「1」
- 佐々木主浩「8」
- 高津臣吾「17」
- 藤川球児「19」
これは何の数字か分かりますか?
これは通算の先発登板の数字です
一年目からリリーフだった岩瀬投手は、二年目に一度だけ先発登板がありました
この岩瀬投手の先発を見たお客さんは超貴重な体験ですよね
2014年まで11シーズンに渡って、中日の抑えに君臨しました
- 9年連続30セーブを達成
- その内5度は40セーブ以上
個人的には岩瀬投手の背番号「13」が
中日の永久欠番になっていないことに驚きました
これだけの偉大な投手で、しかも中日一筋なわけですから
永久欠番にするのもありだと思います
22位 井口 資仁(1997~2017年)
年 | 球団 | 安打 | 打率 | 本 | 打点 | 盗塁 | 出塁率 | OPS |
2001 | ダイエ | 144 | .261 | 30 | 97 | 44 | .346 | .821 |
2003 | ダイエ | 175 | .340 | 27 | 109 | 42 | .438 | 1.011 |
2005 | CWS | 142 | .278 | 15 | 71 | 15 | .342 | .780 |
日本 | 17年 | 1760 | .270 | 251 | 1017 | 176 | .358 | .808 |
MLB | 4年 | 494 | .268 | 44 | 205 | 48 | .338 | .739 |
【全盛期の平均成績】 7シーズン
井口資仁・2001~2004年(日本) 27~30歳
試合 | 安打 | 打率 | 本 | 打点 |
128 | 150 | .299 | 25 | 87 |
盗塁 | 出塁率 | 長打率 | OPS | MVP |
31 | .377 | .508 | .885 | ― |
井口資仁・2005~2007年(MLB) 31~33歳
試合 | 安打 | 打率 | 本 | 打点 |
136 | 141 | .276 | 14 | 60 |
盗塁 | 出塁率 | OPS | UZR/2B | rWAR |
13 | .347 | .768 | ー2.0 | 2.1 |
二塁手に転向して大活躍
鳴り物入りの大型ショートとして、ドラフト1位でダイエーに入団した井口選手
しかし、ケガなどもあり4年目までは期待されたほどの活躍は出来ず…
5年目に二塁手にコンバートすることで、成績が劇的にアップします
- 2001年 30本塁打 44盗塁
- 2003年 打率.340 盗塁42
- 2004年 打率.333 27本塁打
率も残せて、長打も打てて、走塁も出来る
万能選手へと成長していきました
チャンピオンリングはヤンキース時代の伊良部投手も獲得していますが
伊良部はワールドシリーズには出場しておらず
出場選手としては井口選手が日本人初になります
4シーズンに渡り、メジャーで活躍した後は千葉ロッテに入団して日本球界に復帰しました
日米通算安打を「2254」まで伸ばし、2017年シーズンを最後に引退
走攻守に優れ、華のある選手の一人でした
23位 秋山 幸二(1981~2002年)
秋山幸二 【全盛期・9シーズン】
1985~1993年、23~31歳
秋山幸二 平成・ベスト5シーズン平均成績
【1989~1993年】
秋山幸二・1985~1988年(昭和) 23~26歳
試合 | 安打 | 打率 | 本 | 打点 |
130 | 133 | .269 | 41 | 101 |
盗塁 | 出塁率 | 長打率 | OPS | MVP |
24 | .347 | .559 | .906 | ― |
メジャーリーグに一番近い男
メジャーリーグが遥か先にあった時代において
この言葉がウソではない事は同時期にプレイした外国人助っ人たちが発言しています
秋山選手を称賛した選手は
- デストラーデ(西武)
- ブライアント(近鉄)
- クロマティ(巨人)
- ウインタース(日ハム)
そうそうたる顔ぶれです
この時代に条件面がクリアできていたら、もしかしたら
野茂フィーバーより先に、秋山フィーバーがあったかもしれません
センターで秋山選手のような、5ツールプレイヤーは
ソフトバンク・柳田選手まで、出てこなかったかもしれません
監督としても2011年と2014年に
ソフトバンクを二度の日本一に導いています
この2014年に日本一になったときの
センターが柳田選手だったのも、妙な縁を感じます
24位 落合 博満(1979~1998年)
年 | 球団 | 安打 | 打率 | 本 | 打点 | 出塁率 | 長打率 | OPS |
1982 | ロッテ | 150 | .325 | 32 | 99 | .428 | .606 | 1.034 |
1985 | ロッテ | 169 | .367 | 52 | 146 | .481 | .763 | 1.244 |
1986 | ロッテ | 150 | .360 | 50 | 116 | .487 | .746 | 1.232 |
1991 | 中日 | 127 | .340 | 37 | 91 | .473 | .682 | 1.155 |
通算 | 20年 | 2371 | .311 | 510 | 1564 | .422 | .564 | .987 |
【全盛期の平均成績】 11シーズン
落合博満・1989~1991年(平成) 36~38歳
試合 | 安打 | 打率 | 本 | 打点 |
124 | 138 | .316 | 37 | 103 |
盗塁 | 出塁率 | 長打率 | OPS | MVP |
4 | .431 | .619 | 1.050 | ― |
落合博満・1981~1986年(昭和) 28~33歳
試合 | 安打 | 打率 | 本 | 打点 |
126 | 149 | .337 | 38 | 103 |
盗塁 | 出塁率 | 長打率 | OPS | MVP |
6 | .446 | .646 | 1.092 | 2回 |
全盛期の打撃は王貞治に匹敵
三冠王時代の1985年、1986年の単年成績なら
王貞治選手に唯一打撃で双璧をなしていると言っても過言ではないと思います
歴代なら誰がランキングをつけても10位以内
打撃だけならトップ3入りの可能性も高いはずです
今回は平成・令和版なのと、私的ランキングなので
- 私が1995~1998年の落合選手しか見たことがない
これが理由です
「上手い」落合選手ではなく、「凄い」落合選手の打撃を
中継でもいいので、リアルタイムで体験してみたかったです
25位 金本 知憲(1992~2012年)
年 | 球団 | 試合 | 安打 | 打率 | 本 | 打点 | 盗塁 | OPS |
2000 | 広島 | 136 | 156 | .315 | 30 | 90 | 30 | .959 |
2004 | 阪神 | 138 | 165 | .317 | 34 | 113 | 5 | .995 |
2005 | 阪神 | 146 | 183 | .327 | 40 | 125 | 3 | 1.044 |
通算 | 21年 | 2578 | 2539 | .285 | 476 | 1521 | 167 | .884 |
【全盛期の平均成績】 12シーズン
金本知憲・1996~2002年(広島) 28~34歳
試合 | 安打 | 打率 | 本 | 打点 |
135 | 142 | .292 | 28 | 84 |
盗塁 | 出塁率 | 長打率 | OPS | MVP |
15 | .395 | .525 | .920 | ー |
金本知憲・2004~2008年(阪神) 36~40歳
試合 | 安打 | 打率 | 本 | 打点 |
144 | 164 | .304 | 32 | 108 |
盗塁 | 出塁率 | 長打率 | OPS | MVP |
3 | .396 | .544 | .940 | 1回 |
骨折した腕で執念のヒット
衣笠選手の現役時代を知らない私的には
鉄人=金本選手のイメージです
筋肉ムキムキのパワーヒッターのイメージですが
広島時代の2000年には「トリプルスリー」も達成しています
2004年には骨折した腕でヒットを打ち、その10日後にはホームランを放つという
常人には考えられない離れ業を達成しています
まさに鉄人
入団当初は中距離打者のイメージでしたが
厳しいトレーニングや計画的なウェートトレーニングによって
長距離打者の変身に成功
2005年には阪神では掛布選手以来の日本人
「40本塁打」を達成しました
26位 福留 孝介(1999~2022年)
福留孝介 【全盛期・10シーズン】
2002~2007年(日本)、 25~30歳
福留孝介 日本・ベスト5シーズン平均成績
【2002、2003、2005~2007年】
2008~2011年(MLB)、31~34歳
福留孝介 MLB・ベスト4シーズン平均成績
【2008~2011年】
松井秀喜の三冠王を阻止
2002年シーズンは松井秀喜が三冠王の可能性があり
- 福留 打率.343
- 松井 打率.334
僅かの差で、福留選手が首位打者を獲得しました
2006年にはキャリアハイの成績を残して
2007年シーズンオフにFA権で、メジャーリーグのシカゴ・カブスに移籍
中日時代の成績を考えると、メジャーではやや寂しい結果に
春先の4月は好成績を残せるのに、その後は下降線を辿るシーズンが続きました
2013年に阪神タイガースと契約して日本球界に復帰
2シーズンは苦しみましたが、見事に2015年に
「ベストナイン」と「ゴールデングラブ賞」を獲得して復活を果たしました
45歳までプレーを続けて、福留選手が引退したことにより
逆指名制度で入団した選手が全員引退したことになりました
イチロー・松井秀喜時代の最後の選手が引退した時は
なんとも言えない寂しさがありましたね
27位 タフィ・ローズ(1996~2009年)
年 | 球団 | 安打 | 打率 | 本 | 打点 | 出塁率 | 長打率 | OPS |
1999 | 近鉄 | 148 | .301 | 40 | 101 | .388 | .627 | 1.015 |
2001 | 近鉄 | 180 | .327 | 55 | 131 | .421 | .662 | 1.083 |
2003 | 近鉄 | 140 | .276 | 51 | 117 | .391 | .608 | .999 |
通算 | 13年 | 1792 | .286 | 464 | 1269 | .381 | .559 | .940 |
【全盛期の平均成績】 6シーズン
T.ローズ・1999~2004年 31~36歳
試合 | 安打 | 打率 | 本 | 打点 |
136 | 151 | .289 | 44 | 109 |
盗塁 | 出塁率 | 長打率 | OPS | MVP |
6 | .381 | .590 | .971 | 1回 |
通算464本塁打
これはプロ野球の外国人選手の最多本塁打記録として輝いています
近鉄時代には中村紀洋と強力な3番4番を構築
年度 | 球団 | 選手名 | 本塁打 | 選手名 | 本塁打 | 合計 |
2001 | 近鉄 | ローズ | 55 | 中村紀洋 | 46 | 101 |
1985 | 阪神 | バース | 54 | 掛布雅之 | 40 | 94 |
2002 | 西武 | カブレラ | 55 | 松井稼 | 36 | 91 |
2010 | 巨人 | ラミレス | 49 | 阿部慎 | 44 | 93 |
シーズン3番4番の合計本塁打数としては
歴代最多がこの「101本」になります
近鉄時代には球場入りにハレ―で来るという離れ業も
タフィ・ローズらしいエピソードです
28位 中村 紀洋(1992~2014年)
年 | 球団 | 安打 | 打率 | 本 | 打点 | 出塁率 | 長打率 | OPS |
2000 | 近鉄 | 132 | .277 | 39 | 110 | .381 | .578 | .959 |
2001 | 近鉄 | 168 | .320 | 46 | 132 | .434 | .630 | 1.064 |
2002 | 近鉄 | 150 | .294 | 42 | 115 | .400 | .597 | .997 |
日本 | 22年 | 2101 | .266 | 404 | 1348 | .352 | .469 | .824 |
MLB | 1年 | 5 | .128 | 0 | 3 | .171 | .179 | .350 |
【全盛期の平均成績】 5シーズン
中村紀洋・1998~2002年 25~29歳
試合 | 安打 | 打率 | 本 | 打点 |
135 | 142 | .283 | 38 | 108 |
盗塁 | 出塁率 | 長打率 | OPS | MVP |
2 | .389 | .558 | .947 | ― |
近鉄最後の四番打者
2004年にオリックスブルーウェーブと合併する事で消滅してしまった球団が
近鉄バファローズでした
その最後の四番打者が中村紀洋選手
近鉄の歴代の四番打者は
- 土井正博・通算465本塁打
- 栗橋茂・通算215本塁打
- 石井浩郎・1994年打点王
- 中村紀洋・通算404本塁打
2001年にはシーズン終盤に
西武・松坂大輔からサヨナラホームランを打って
近鉄のリーグ優勝を近づけました
ただ、日本シリーズではヤクルトに敗れてしまい
近鉄の初日本一は夢に終わりました
メジャーリーグ、オリックス時代は苦戦が続きますが
落合監督のいる中日では見事に日本一に貢献しました
個人的には近鉄時代の
ホームランか三振か
この打撃スタイルは、魅了されるものがありました
守備もゴールデングラブ賞を7度獲得していますし
球際も強く、肩もトップレベルのイメージでした
29位 前田 智徳(1990~2013年)
年 | 球団 | 安打 | 打率 | 本 | 打点 | 盗塁 | 出塁率 | OPS |
1993 | 広島 | 158 | .317 | 27 | 70 | 10 | .392 | .945 |
1998 | 広島 | 169 | .335 | 24 | 80 | 5 | .388 | .938 |
2005 | 広島 | 172 | .319 | 32 | 87 | 1 | .376 | .923 |
通算 | 23年 | 2119 | .302 | 295 | 1112 | 68 | .358 | .842 |
【全盛期の平均成績】 7シーズン
前田智徳・1992~1994年(ケガ前) 21~23歳
試合 | 安打 | 打率 | 本 | 打点 |
128 | 156 | .315 | 22 | 75 |
盗塁 | 出塁率 | 長打率 | OPS | GG賞 |
11 | .386 | .511 | .897 | 3回 |
前田智徳・1996~1999年(ケガ後) 25~28歳
試合 | 安打 | 打率 | 本 | 打点 |
110 | 132 | .315 | 18 | 70 |
盗塁 | 出塁率 | 長打率 | OPS | GG賞 |
2 | .364 | .501 | .865 | 0回 |
孤高の天才打者
- 落合博満が「天才は前田だけ」と発言
- イチローが憧れた選手が前田智徳
このエピソードだけでも、前田選手の凄さが伝わってきます
入団二年目から4年連続でゴールデングラブ賞を獲得して
球界を代表する5ツールプレイヤーになっていくと思われました
そんな矢先に不運が前田選手を襲います
1994年5月23日のヤクルト戦で
右アキレス腱を断裂
このケガがなければ、まったく違うプロ野球人生になったと思われます
このケガ以降、前田選手は全力疾走が出来なくなり
確か当時の週刊ベースボールの中でも
元巨人の江川卓さんが、ボテボテの当たりだと
一塁まで全力疾走をしない前田選手に苦言を呈していたのを覚えています
ただこれは、しないというよりも、できなかったのが正しいのかもしれません
アベレージヒッタータイプながら、安打の50%以上が引っ張り方向なことからも
いかにしてバットの芯でボールをとらえるかに
徹底的に拘った前田選手の打撃が現れていると思います
前田選手や元巨人の高橋由伸選手が「首位打者」を獲得したことがないのは
不思議で仕方ないです
30位 吉田 正尚(2016~現役)
【全盛期の平均成績】 5シーズン
吉田正尚・2018~2022年 25~29歳
試合 | 安打 | 打率 | 本 | 打点 |
127 | 149 | .332 | 22 | 79 |
盗塁 | 出塁率 | 長打率 | OPS | MVP |
4 | .427 | .546 | .973 | ― |
MLBでも首位打者の可能性あり
2023年シーズンは厳しいかもしれませんが
イチロー以来の野手の3割打者の可能性を感じさせてくれる選手です
期待を込めて、最後にランキングに入れてみました
2023年の第五回WBCでは、準決勝のメキシコ戦で起死回生の同点ホームランを打って
日本代表を救いました
このホームランがなければ、決勝の大谷のマウンドも見れなかったかもしれません
まとめ
平成・令和版のプロ野球選手ランキング、ベスト30をまとめてみました
ランキングで紹介できなかった先発は
- 山本由伸(オリックス)
- 工藤公康(西武・ダイエー)
- 石井一久(ヤクルト)
- 三浦大輔(横浜)
- 山本昌(中日)
- 西口文也(西武)
- 斎藤雅樹(巨人)
リリーフなら
- 高津臣吾(ヤクルト)
- 松井裕樹(楽天)
- 大塚晶文(近鉄)
- 赤堀元之(近鉄)
野手なら
- 和田一浩(西武・中日)
- 高橋由伸(巨人)
- 阿部慎之助(巨人)
- 中村剛也(西武)
- 坂本勇人(巨人)
- 立浪和義(中日)
- 稲葉篤紀(ヤクルト・日ハム)
- 鈴木誠也(広島)
ざっくり上げただけでも、これだけの選手たちがいます
いつかランキング100も記事にしてみたいと思います
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