無料占いならやったことあるけど、実際には占いに行ったことがない
何を基準にして占い師を選んでいいかわからない
その流れで、なんとなく
何も準備をせずに、占いに行ってしまう
これでは効果的にアドバイスを聞けません
でも1回くらい行ってみたい!
あなたがそう思っているなら
元占い師で、10年占い業界にいた私が
準備と対策のポイント5選を解説します
占いはざっくりと3種類にわかれます
命(めい) | 四柱推命・算命学・九星気学・西洋占星術・紫微斗数など | いつ占っても結果が変わらない |
卜(ぼく) | タロット・オラクルカード・ルーンなど | 毎回結果がほぼ変わる |
相(そう) | 面相・手相・家相など | 顔のパーツの位置・大きさ、手の形状などで見る |
一般的にはこの3種類を「占い」といいます
なので、占い師の占断の種類に
こういうスピリチュアル要素が入っていたら、それは「占い」ではないので避けて下さい
最悪の場合、霊感商法の入り口になってしまうので注意
今までに上記の種類の鑑定がキッカケでスピ沼にハマってしまい、多額のお金を騙し取られた人を見てきたので間違いありません
高額な開運グッズを売っている人も避けた方がいいでしょう
これを意識して占い師を選び、下記の5選を占いに行く前に準備・対策をしてみてください
聞きたいことを紙に書き出しておこう
人間の集中力は15分くらいしか続きません
なので、何も準備せずに占いに行くと自分が占い師と何を話していたか、細かく覚えていなかったりします
これでは折角お金を払っているのに、もったいないです
予め自分が占い師に「何を聞きたいのか」書き出して、効率的に質問をする
相談時間が1時間ならフルにその時間を有効的に使うために「聞きたいことを書き出しておく」ことをおすすめします
相談内容が4つのカテゴリーのどれに当てハマるか考えて書き出してみましょう
占い師に質問するなら
私は来年結婚できますか? → できるorできない
アバウトな質問だと「コイントス占い」になってしまうのでNG
できるだけ具体的な質問をする
「私は〇〇の職業になろうと思っています。その上で、やっておいた方がいい勉強や対策は何かありますか?」
「付き合う男性の気をつけた方がいい所作や職業、言葉使いはありますか?」
「上司のパワハラが酷いんです。私にできる対応策は何か具体的にありますか?」
占いでは試験を受ける時期などを聞くよりも、目標や悩みに対して行った方がいい
「具体的な行動内容」を聞くようにしてください
結局は占いを終えた後に、次の日から悩みや目標に向かってあなた自身が「行動」していかないといけないので
これを聞けないと相談にいく意味がありません
占い師からされたアドバイスをメモしておくといいでしょう
こちらの記事ではより効果的な「悩みに対するメモ書き」の仕方を記事にしているので、よければ併せて読んでみてください
相談の内容にあった占い師を選ぼう
占い師もただの人間なので、得意なジャンルがあります
経験や知識から「この質問ならこう答える」というテンプレートがあります
あなたが「恋愛」の相談をしたければ、人生経験が豊富な人の方がいいでしょう
そうすると自然と年配で、ある程度経験値が高い人がおすすめです
SNSやインスタなどの対策の質問なら、若い人の方がいいでしょう
今どきの質問をしたくても、年配の占い師だと
インスタグラム?
こうなる可能性があります
質問したい内容を占い師が理解できないと
占い師も時代の流れに合わせて、頭の情報を常にアップロードしていかないと
相談者の質問に的確なアドバイスができなくなっています
人生経験が豊富な人の方がいいかな
同世代の方が話しやすいかな
占い師になる前の「前職」を記載している人もいます
検索して探せば、あなたが今やっている職業と同じ前職の人が見つかるかもしれません
仕事の相談をするなら良いと思います
相談したい内容に合った世代の占い師を選んでみてください
最初の鑑定料は5000円以下にする
占い師の鑑定料というのは実は上限がありません
昔は100万円を超える鑑定料の占い師もいました。ただし鑑定料が高いから信頼できる占い師かどうかは全く別の話になります
かといって15分で500円くらいの占いだと、ほぼ一方的に占い師が喋って終わりってこともあります
個人的におすすめは
30分から1時間で5000円以内
これくらいがいいと思います
1時間くらいあれば、あなたの相談内容を全て伝えて、アドバイスを受けることもできるでしょう
ごく稀に相談と関係ない話をする「お喋り占い師」がいます
このタイプを見極めるには口コミをチェックするくらいしかないので、当たったときはハズレを引いたと思うしかありません
あなたの相談をちゃんと聞いてくれて、適切なアドバイスをしてくれる人に出会えたらラッキーです
電話占い・ココナラ占いはやめておく
電話占いは
- 相手の表情や相手も見えない
- 視覚からの情報が入らないのでおすすめしません
ぶっちゃけると少しお喋りができれば、誰でも現場に入る可能性があります
【メラビアンの法則】
- 視覚情報 55%
- 聴覚情報 38%
- 言語情報 7%
メラビアンの法則とは話し手が聞き手に与える影響のパーセンテージです
この場合なら占い師はこの確率で相談者の「情報」を確認するということです
視覚情報は顔つき、所作、服装、体つき、など多くの情報が取れるので
これがわからないということは「相談者の人となり」の読みの角度がグッと下がります
グチを聞いてもらうくらいならいいですが、本気のアドバイスを求めているならやめた方が得策でしょう
ネットの経歴なんていくらでもウソが書けるので
決められたマニュアルの範囲で、バーナム効果やレトロフィッティングを使って答えているだけです
あなたの相談に真摯に答えてくれる可能性が低いのでNG
出来れば「対面占い」
最低でも相手の顔が見える「リモート占い」をおすすめします
ココナラ占いもNG
最近はスキルマーケットで個人鑑定する占い師も増えてきました
その中でもココナラ占いは
あげたらキリがないんですが、こんな人たちが多くいます
今やココナラ占いは無法地帯となっています
占断の中にこれが書いている占い師は絶対に選ばない方がいいです
あなたを鑑定後に別ジャンルへ勧誘してくる可能性もあるので、気をつけてください
あなたを勧誘するためにいい人を平気で演じてくるかも
命・卜・相以外の占断方法を平気で書いている人は避ける
不安な表現・人の生き死にを簡単に話すならNG
占い師の中には話がかみ合わずに自分の思い通りにいかないと
不安をあおる表現でコントロールしてくる
こういうタイプの占い師もいます
【根拠のない不安な表現】
- 先祖供養が足りない
- 来年入籍したら離婚する
- 今のままなら病気になる
こういうフレーズを平気で言ってくる占い師には注意が必要です
相談に行って、このフレーズが出てきたら早々に帰った方がいいでしょう
わざわざ相談に行ったのに、嫌な気持ちになる必要はありません
まとめ
占いというジャンルは
- 相談者:相談を聞いてもらっている
- 占い師:相談をしてもらっている
お互いに相手への最低限のマナーを守って、一緒に「どうしていくべきか?」を考えることで成立する仕事です
占い師に話を聞いてもらえれば、カウンセリング効果はあると思います
あなたの相談にちゃんと
- 耳を傾けてくれる(傾聴)
- 的確なアドバイスをしてくれる
そんな占い師を見つけるには、事前の準備と対策はとても大切です
この点に注意して、「初めての占い」を楽しんでみてください
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