メジャーリーグ2025・ポジション別ランキングTOP10。「MLBネットワーク」より

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毎年恒例となっている「MLBネットワーク」が独自に順位付けしているポジション別ランキングトップ10の発表がありました

順位は過去の実績に加え、攻撃面と守備面の各種指標を考慮して、「MLBネットワーク」が独自にリサーチして作成したそうです

【ランキング・ポジション】

  • 先発投手
  • 救援投手
  • 捕手
  • 一塁手
  • 二塁手
  • 三塁手
  • 遊撃手
  • 右翼手
  • 中堅手
  • 左翼手

残念ながら指名打者はありません

まぁランキングがあれば大谷翔平選手の1位は間違いないと思います

発表されたポジション別・ランキングTOP10がこちら



先発投手・MLB2025

順位選手名球団前年順位
1ザック・ウィーラーPHI6位
2タリック・スクーバルDET圏外
3クリス・セールATL圏外
4ポール・スキーンズPIT圏外
5ブレイク・スネルLAD5位
6コービン・バーンズARI2位
7コール・レイガンズKC圏外
8ゲリット・コールNYY1位
9ローガン・ウェブSF8位
10フランバー・バルデスHOU圏外

赤色線はサイヤング賞経験者

昨シーズンのサイヤング賞タリック・スクーバル(2位)、クリス・セール(3位)を抑えて1位に選出されたのはザック・ウィーラー。先発投手としてリーグ1位のWHIP0.96をマーク

2025年成績

先発32 勝利16 敗戦7 セーブ0 投球回200.0 奪三振224 防2.57 rWAR6.1

今シーズンのサイヤング賞最右翼ポール・スキーンズが4位。来年はスキーンズがランキングトップに立っているかもしれません

大谷や山本と共にドジャースのローテーションを守るブレイク・スネルが5位。良い年と悪い年の落差が激しいスネル。良い年の成績が今シーズンは見られるかどうか

前年1位のゲリット・コール(勝利8、投球回95.0)は成績を落として8位にランクダウン



救援投手・MLB2025

順位選手名球団前年順位
1デビン・ウィリアムスNYY1位
2ケイド・スミスCLE圏外
3ライアン・ヘルズリーSTL2位
4エマニュエル・クラセCLE圏外
5メイソン・ミラーOAK圏外
6エドウィン・ウセタTB圏外
7タナー・スコットLAD圏外
8カービー・イェーツLAD圏外
9ジェフ・ホフマンTOR圏外
10ライセル・イグレシアスATL圏外

やはりどのポジションより入れ替わりが激しいのが救援投手部門。そんな中前年に引き続き1位をキープしたのはデビン・ウィリアムス。ブルワーズの抑えとして活躍していましたが、今シーズンはヤンキースに移籍。人気球団に移籍して本来の力が発揮できるかどうか

2025年成績

登板22 勝利1 敗戦0 セーブ14 投球回21.2 奪三振38 防1.25 rWAR1.4

両リーグの最多セーブ投手ライアン・ヘルズリー(49セーブ)、エマヌエル・クラセ(47セーブ)が3位と4位に選ばれた

ドジャースに入団したタナー・スコット(7位)、カービー・イエーツ(8位)の二名が圏外からランクイン。ワールドシリーズ連覇に向けてドジャースは万全のリリーフ補強を完了



捕手・MLB2025

順位選手名球団前年順位
1ウィリアム・コントレラスMIL5位
2アドリー・ラッチマンBAL1位
3ウィル・スミスLAD2位
4カル・ローリーSEA9位
5J.T.リアルミュートPHI4位
6ヤイナー・ディアスHOU8位
7ガブリエル・モレノARI10位
8アレハンドロ・カークTOR7位
9ショーン・マーフィーATL3位
10オースティン・ウェルズNYY圏外

ウィリアム・コントレラスが4つ順位を上げて1位に選出。攻守で活躍し現役最高の捕手であることを証明した1年でした。オールMLBチームのファーストチームにも初選出

2025年成績

試合155 安打167 打率.281 本塁打23 打点92 盗塁9 OPS.831 rWAR4.9

前年1位のアドリー・ラッチマン(打率.250、本塁打19)はやや成績を落として2位。オリオールズの躍進はラッチマンにかかっていると言ってもいい選手

大谷・山本・佐々木の相棒になるウィル・スミスが3位。捕手最多34本塁打のカル・ローリーが4位

かつての1位の走れる捕手J.T.リアルミュートが5位にランクイン。昨シーズンは2盗塁に終わったが二桁盗塁復活なるか



一塁手・MLB2025

順位選手名球団前年順位
1フレディ・フリーマンLAD1位
2ブライス・ハーパーPHI2位
3マット・オルソンATL3位
4ブラディミール・ゲレーロJrTOR7位
5ヤンディ・ディアスTB5位
6ウィルソン・コントレラスSTLC 5位
7クリスチャン・ウォーカーHOU9位
8ピート・アロンソNYM6位
9ナサニエル・ロウWSH圏外
10ポール・ゴールドシュミットNYY4位

黄色線はシーズンMVP経験者

今年も1位はフレディ・フリーマンが獲得。12年連続でOPS.840以上をマークする安定感は流石の一言。ワールドシリーズ第一戦延長10回の逆転サヨナラ満塁本塁打は史上初の快挙

2025年成績

試合147 安打153 打率.282 本塁打22 打点89 盗塁9 OPS.854 rWAR4.7

TOP3は同じ顔ぶれですが、ブラディミール・ゲレーロJr(打率.323、本塁打30)が4位にランクアップ

6位のウィルソン・コントレラスは捕手から一塁手にコンバートするそうです。ポール・ゴールドシュミット(打率.245、本塁打22)は今年がキャリアの正念場か



二塁手・MLB2025

順位選手名球団前年順位
1ケテル・マルテARI5位
2ホセ・アルトゥーベHOU2位
3マーカス・セミエンTEX3位
4ブレンダン・ドノバンSTL圏外
5ジャズ・チザムJrNYY圏外
6タイラー・フィッツジェラルドSF圏外
7ブランドン・ラウTB圏外
8ニコ・ホーナーCHC10位
9アンドレス・ヒメネスTOR7位
10グレイバー・トーレスDET圏外

黄色線はシーズンMVP経験者

1位はダイヤモンドバックスのケテル・マルテ。前年1位だったベッツ(LAD)は遊撃手部門へ。二塁手最多の36本塁打、OPS.932は文句なしの好成績

2025年成績

試合136 安打147 打率.292 本塁打36 打点95 盗塁7 OPS.932 rWAR6.8

2位はもはや二塁手ランキングの常連ホセ・アルトゥーベ。気になる点は短縮シーズン(2020)を除くとレギュラー後11年ぶりにOPS.800を切った点か(OPS.789)

6位のタイラー・フィッツジェラルド(27歳)は96試合ながらOPS.831と急成長した二塁手。今シーズンは更なる飛躍が期待されます



三塁手・MLB2025

順位選手名球団前年順位
1ホセ・ラミレスCLE2位
2ラファエル・デバースBOS4位
3アレックス・ブレグマンFA5位
4マニー・マチャドSD3位
5オースティン・ライリーATL1位
6マット・チャップマンSF圏外
7ノーラン・アレナドSTL7位
8マックス・マンシーLAD8位
9イサーク・パレイデスHOU9位
10エウヘニオ・スアレスARI圏外

1位は「40-40」まであと一歩に迫ったホセ・ラミレス。ただ4年連続で「20-20」は継続中である

2025年成績

試合158 安打173 打率.279 本塁打39 打点118 盗塁41 OPS.872 rWAR6.8

パドレスの主砲マニー・マチャドが4位。オースティン・ライリーは成績が振るわず(打率.256、本塁打19)ランクダウンして5位

10年連続ゴールドグラブ賞(2013-2022)のノーラン・アレナドは33歳ながら7位をキープ



遊撃手・MLB2025

順位選手名球団前年順位
1ガナー・ヘンダーソンBAL3B 6位
2コリー・シーガーTEX1位
3フランシスコ・リンドーアNYM2位
4ボビー・ウィットJrKC9位
5ムーキー・ベッツLAD2B 1位
6ダンズビー・スワンソンCHC4位
7カルロス・コレアMIN7位
8エリー・デラクルーズCIN圏外
9ウィリー・アダメスSF8位
10トレイ・ターナーPHI5位

黄色線はシーズンMVP経験者

1位はオリオールズのガナー・ヘンダーソン。遊撃手として157試合に出場して37本塁打をマーク。rWARはア・リーグ3位、全体でも4位

2025年成績

試合159 安打177 打率.281 本塁打37 打点92 盗塁21 OPS.893 rWAR9.1

ボビー・ウィットJr(打率.332で1位、トリプルスリー)が4位にランクアップ。ジャッジがいなければシーズンMVPだったかも。個人的にはウィットJrが1位だと予想していました

前年二塁手1位だったムーキー・ベッツは遊撃手として5位にランクイン。ポテンシャルの塊エリー・デラクルーズが8位。ウィットJrとデラクルーズは今後数年間は遊撃手のトップを争う存在



右翼手・MLB2025

順位選手名球団前年順位
1アーロン・ジャッジNYYCF 1位
2カイル・タッカーCHC2位
3フアン・ソトNYM3位
4フェルナンド・タティスJrSD5位
5鈴木誠也CHC6位
6コービン・キャロルARI4位
7ロナルド・アクーニャJrATL1位
8ケリー・カーペンターDET圏外
9マット・ウォルナーMIN圏外
10テオスカー・ヘルナンデスLAD8位

黄色線はシーズンMVP経験者

1位は昨シーズンのMVP・アーロン・ジャッジ。純粋な打者としては大谷以上のパワーを誇る現役No.1の打者です。ソトが移籍したこともあり、今シーズンはライトでの出場が予想されます

2025年成績

試合158 安打180 打率.322 本塁打58 打点144 盗塁10 OPS1.159 rWAR10.8

メッツに移籍したフアン・ソトが3位。今シーズンは大谷翔平とMVP争いが予想されます

5位には鈴木誠也がランクイン。3割30本を打つだけの可能性はあると思うので、ライトのポジションを奪い返して欲しいです

ロナルド・アクーニャJrはケガもあり僅か49試合しか出場できずに7位にランクダウン。復活が期待されます



中堅手・MLB2025

順位選手名球団前年順位
1フリオ・ロドリゲスSEA2位
2ジャクソン・メリルSD圏外
3バイロン・バクストンMIN7位
4マイケル・ハリス2世ATL5位
5マイク・トラウトLAA4位
6ブランドン・マーシュPHI10位
7ドールトン・バーショTOR圏外
8ギャレット・ミッチェルMIL圏外
9オニール・クルーズPIT圏外
10ルイス・ロベルトJrCWS3位

黄色線はシーズンMVP経験者

ジャッジが右翼手部門になったことで、1位はマリナーズ期待の星フリオ・ロドリゲス。ただ成績だけ見るとやや低迷したシーズン、トリプルスリーを達成する可能性もあり、もうワンランク上の成績が求められる

2025年成績

試合143 安打155 打率.273 本塁打20 打点68 盗塁24 OPS.734 rWAR4.3

彗星のごとく現れたジャクソン・メリルが圏外から2位にランクイン。2010年代は常に1位の常連だったマイク・トラウトが5位。ケガの影響でここ2シーズンは不完全燃焼、ただケガさえなければまだまだやれる存在

ルイス・ロベルトJrは前年から大きく成績を落とし10位にランクダウン



左翼手・MLB2025

順位選手名球団前年順位
1ヨーダン・アルバレスHOU1位
2ジャレン・デュランBOS圏外
3イアン・ハップCHC圏外
4クリスチャン・イェリッチMIL8位
5ライリー・グリーンDET圏外
6ブランドン・ニモNYM2位
7ジャクソン・チューリオMIL圏外
8スティーブン・クワンCLE圏外
9テイラー・ウォードLAA圏外
10ブライアン・レイノルズPIT4位

黄色線はシーズンMVP経験者

1位は今年もヨーダン・アルバレスが選出。4年連続で30本塁打以上、毎年のように3割・30本を打てる最も安定したレフトの一人

2025年成績

試合147 安打170 打率.308 本塁打35 打点86 盗塁6 OPS.959 rWAR5.4

ケガで73試合出場ながらクリスチャン・イェリッチ(打率.315、本塁打11)が4位にランクアップ。10選出中、6選手が圏外からという入れ替わりが激しいポジション

3年連続ゴールドグラブ賞のスティーブン・クワンが8位にランクイン



ベストナイン・MLB2025

「MLBネットワーク」による各ポジションのトップ選手がこちら

  • 先発投手 ザック・ウィーラー(PHI)
  • 救援投手 デビン・ウィリアムス(NYY)
  • 捕手   ウィリアム・コントレラス(MIL)
  • 一塁手  フレディ・フリーマン(LAD)
  • 二塁手  ケテル・マルテ(ARI)
  • 三塁手  ホセ・ラミレス(CLE)
  • 遊撃手  ガナー・ヘンダーソン(BAL)
  • 右翼手  アーロン・ジャッジ(NYY)
  • 中堅手  フリオ・ロドリゲス(SEA)
  • 左翼手  ヨーダン・アルバレス(HOU)

指名打者の部門があればここに大谷翔平選手が入るでしょう

2025年成績

試合159 安打197 打率.310 本塁打54 打点130 盗塁59 OPS1.036 rWAR9.2

こちらでは「MLBネットワーク」による

メジャーリーグ2025・選手ランキングTOP100を発表

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