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今回は
シアトル・マリナーズ歴代ベストナイン
と
シアトル・マリナーズ歴代投手陣
を作ってみました
各選手の単年成績をピックアップ
選手の能力も100段階で数値化
マリナーズ・歴代ベストナイン
【打順・守備位置・選手名】
- 1番(右) イチロー
- 2番(左) フリオ・ロドリゲス
- 3番(中) ケン・グリフィーJr
- 4番(指) エドガー・マルティネス
- 5番(遊) アレックス・ロドリゲス
- 6番(二) ブレッド・ブーン
- 7番(一) ジョン・オルルド
- 8番(三) カイル・シーガー
- 9番(捕) ダン・ウィルソン
- 控え(UT) M.マクレモア
※ 太字はマリナーズ殿堂入り
赤字はアメリカ野球殿堂入り
黄色塗りは優秀な成績で
赤字はリーグ1位の成績
※ 画像は大谷翔平の2024年野手成績
単年成績や通算成績から
ミート・パワー・選球眼
走力・肩力・守備力を
6項目にわけて100段階で評価
100~90:歴代トップレベル、89~80:非常に良い、79~70:良い、69~60:やや良い、59~50:平均、49~40:やや悪い、39~30:悪い、29~20:歴代最低レベル
野手の指標
OPS | 出塁率+長打率で算出する、総合的な打力を示す指標 .900:優秀 .950:非常に優秀 1.000:歴代レベル |
BB% | 打席に占める四球の割合。13%を超えると優秀 |
K% | 打席に占める三振の割合。ひと桁だと三振が少ない打者。20%を超えると三振が多い打者 |
ISO | 打者の純粋な長打力を表す指標。長打率ー打率 .200:優秀 .250:非常に優秀 .300:歴代レベル |
wRC+ | 1打席あたりに生み出した得点を表す指標。100を平均的な打者とし、140なら1.4倍の得点生産性を意味する 140:優秀 160:非常に優秀 180:歴代レベル |
UZR | 各ポジションの平均と比較し、防いだ失点を示す 10:優秀 15:ゴールドグラブ賞 |
WAR | 平均的な選手に比べて、どれだけ多くチームの勝利に貢献したか表す数値 5.0:オールスター級 8.0:MVP級 |
1番/RF イチロー
イチロー #51 180cm/79kg
通算fWAR 57.5 通算rWAR 60.0
所属 SEA(2001~12、2018~19)在籍14年
21世紀最高の安打製造機
【タイトル】
シーズンMVP(2001)
首位打者 2回(2001、2004)
盗塁王(2001)
新人王(2001)
シルバースラッガー賞 3回(2001、2007、2009)
ゴールドグラブ賞 10回(2001~2010)
マリナーズ球団MVP 5回(2001、04、07、09、10)
シーズン最多安打 262(2004)
01年 打率.350 本8 打点69 盗塁56 rWAR 7.7
04年 打率.372 本8 打点60 盗塁36 rWAR 9.2
良い点
- 21世紀マリナーズ最高のrWAR「56.4」
- 00年代(2000~09)を代表するリードオフマン
- 通算「3089」安打、シーズン最多「262」安打
- 10年連続ゴールドグラブ賞
- 走攻守での勝利貢献度が高い
悪い点
- 本塁打、ISOなどの数値はパワー不足
ライト次点候補 J.ビューナー(310本塁打)
2番/LF フリオ・ロドリゲス
J.ロドリゲス #44 190cm/103kg
通算fWAR 11.3 通算rWAR 11.6
所属 SEA(2022~2024)在籍3年
次世代のスター選手
【タイトル】
新人王(2022)
シルバースラッガー賞 2回(2022、2023)
22年 打率.284 本28 打点75 盗塁25 rWAR 6.2
23年 打率.275 本32 打点103 盗塁37 rWAR 5.3
良い点
- 新世代の5ツールプレイヤー
- 将来的に40・40の可能性もあり
- イチローの愛弟子で、多くの事を学んでいる
- 全てセンターでの出場だが、ポテンシャルからレフトも出来ると予想して選出
悪い点
- 守備面はまだ課題あり
- 出塁率が低い
レフト次点候補 R.イバニェス(305本塁打)
3番/CF ケン・グリフィーJr
K.グリフィーJr #24 188cm/104kg
通算fWAR 77.7 通算rWAR 83.8
所属 SEA(1989~99、2009~10)在籍13年
1990年代のベストプレーヤー
【タイトル】
シーズンMVP(1997)
本塁打王 4回(1994、1997~1999)
打点王(1997)
シルバースラッガー賞 7回(91、93、94、96~99)
ゴールドグラブ賞 10回(1990~1999)
マリナーズ球団MVP 6回(1990、91、93、97~99)
97年 打率.304 本56 打点147 盗塁15 rWAR 9.1
98年 打率.284 本56 打点146 盗塁20 rWAR 6.6
良い点
- MLBを代表する5ツールプレイヤー
- 歴代7位の通算「630」本塁打
- 4度のホームラン王
- 10年連続ゴールドグラブ賞
悪い点
- 30代に入るとケガの影響もあり、成績が低迷
センター次点候補 M.キャメロン(GG賞/3回)
4番/DH エドガー・マルティネス
E.マルティネス #11 180cm/95kg
通算fWAR 65.5 通算rWAR 68.4
所属 SEA(1987~2004)在籍18年
マリナーズ一筋18年の強打者
【タイトル】
首位打者 2回(1992、1995)
打点王(2000)
シルバースラッガー賞 5回(92、95、97、01、03)
最優秀指名打者賞 5回(1995、97、98、00、01)
ロベルト・クレメンテ賞(2004)
マリナーズ球団MVP 2回(1992、1995)
95年 打率.356 本29 打点113 盗塁4 rWAR 7.0
00年 打率.324 本37 打点145 盗塁3 rWAR 5.7
良い点
- ミート・パワー・選球眼を兼ね備えた完成された打者
- 史上最高の指名打者と呼ばれている
- 最優秀指名打者賞は彼の名前を取って「エドガー・マルティネス賞」に改称
- フランチャイズプレーヤー
悪い点
- DH専門で、守備の貢献度はない
- イチローから「各駅停車」と言われた走塁
DH次点候補 N.クルーズ(464本塁打)
5番/SS アレックス・ロドリゲス
A.ロドリゲス #3 190cm/102kg
通算fWAR 113.6 通算rWAR 117.6
所属 SEA(1994~2000)在籍7年
歴代5位「696」本塁打
【タイトル】
シーズンMVP 3回(2003、2005、2007)
首位打者(1996)
本塁打王 5回(2001~03、05、07)
打点王 2回(2002、2007)
シルバースラッガー賞 10回
- 遊撃手 7回(1996、1998~2003)
- 三塁手 3回(2005、2007、2008)
ゴールドグラブ賞 2回(2002、2003)
ハンク・アーロン賞 4回(2001~2003、2007)
マリナーズ球団MVP 3回(1996、1998、2000)
96年 打率.358 本36 打点123 盗塁15 rWAR 9.4
00年 打率.316 本41 打点132 盗塁15 rWAR10.4
良い点
- マリナーズ時代は5ツールプレイヤー
- 98年には史上3人目の40・40
- 超攻撃型のショート
悪い点
- ステロイド使用者で、野球殿堂入りは絶望的
ショート次点候補 オマー・ビスケル(GG賞/11回)
6番/2B ブレット・ブーン
B.ブーン #29 190cm/102kg
通算fWAR 22.9 通算rWAR 22.8
所属 SEA(92~93、01~05)在籍7年
01年・116勝チームの打点王
【タイトル】
打点王(2001)
シルバースラッガー賞 2回(2001、2003)
ゴールドグラブ賞 4回(1998、2002~2004)
01年 打率.331 本37 打点141 盗塁5 rWAR 8.8
03年 打率.294 本35 打点117 盗塁16 rWAR 5.9
良い点
- 01~03年は打撃面は好成績
- 3年連続で100打点以上
悪い点
- ステロイド使用の疑惑がある
セカンド次点候補 R.カノ(335本塁打)
7番/1B ジョン・オルルド
ジョン・オルルド #5 195cm/99kg
通算fWAR 57.3 通算rWAR 58.2
所属 SEA(2000~2004)在籍5年
三振の少ない打撃職人
【タイトル】
首位打者(1993)
ゴールドグラブ賞 3回(2000、2002、2003)
01年 打率.302 本21 打点95 盗塁3 rWAR 5.2
02年 打率.300 本22 打点102 盗塁0 rWAR 5.1
良い点
- 通算打率「.295」の安定した打撃力
- 20本塁打以上を5回
- 一塁手として3度のゴールドグラブ賞
悪い点
- 走塁に関しては「各駅停車」
ファースト次点候補 A.デービス(160本塁打)
8番/3B カイル・シーガー
K.シーガー #15 182cm/95kg
通算fWAR 34.1 通算rWAR 36.9
所属 SEA(2011~2021)在籍11年
21年に35本塁打を打って引退
【タイトル】
ゴールドグラブ賞(2014)
14年 打率.268 本25 打点96 盗塁7 rWAR 6.3
16年 打率.278 本30 打点99 盗塁3 rWAR 6.7
良い点
- 8年連続で20本塁打
- フランチャイズプレーヤー
悪い点
- 出塁率やOPSが低い
サード次点候補 E.ベルトレ(3166安打/477本塁打)
9番/C ダン・ウィルソン
ダン・ウィルソン #6 191cm/91kg
通算fWAR 14.3 通算rWAR 13.0
所属 SEA(1994~2005)在籍12年
マリナーズ黄金期の正捕手
97年 打率.270 本15 打点74 盗塁7 rWAR 3.8
02年 打率.295 本6 打点44 盗塁1 rWAR 1.6
良い点
- 02年の打率「.295」は捕手の球団記録
- 11シーズンに渡って正捕手を務めた
悪い点
- 同時期の捕手イバン・ロドリゲスやホルヘ・ポサダなどと比べると打撃能力は低い
キャッチャー次点候補 マイク・ズニーノ(149本塁打)
控え/UT マーク・マクレモア
M.マクレモア #4 180cm/93kg
通算fWAR 17.4 通算rWAR 19.6
所属 SEA(2000~2003)在籍4年
2001年は2番打者として大活躍
01年 打率.286 本5 打点57 盗塁39 rWAR 3.5
02年 打率.270 本7 打点41 盗塁18 rWAR 1.6
良い点
- 01年はユーティリティープレーヤーのお手本のようなシーズン
悪い点
- マリナーズの在籍期間がわずか4年
マリナーズ・歴代投手陣
【役割・投球・選手名】
- 先発(左) ランディ・ジョンソン
- 先発(右) F.ヘルナンデス
- 先発(左) ジェイミー・モイヤー
- 中継ぎ(左) アーサー・ローズ
- 抑え(右) 佐々木 主浩
- 抑え(右) エドウィン・ディアス
※ 太字はマリナーズ殿堂入り
赤字はアメリカ野球殿堂入り
黄色塗りは優秀な成績で
赤字はリーグ1位の成績
※ 成績は野茂英雄の1995年投手成績
単年成績や通算成績から
球速・球威・制球・奪三振
長打阻止・体力(安定感)を
6項目にわけて100段階で評価
100~90:歴代トップレベル、89~80:非常に良い、79~70:良い、69~60:やや良い、59~50:平均、49~40:やや悪い、39~30:悪い、29~20:歴代最低レベル
投手指標
FIP | 与四球、被本塁打、奪三振の3要素を基に算出する疑似防御率 |
ERA+ | リーグ平均防御率と比べて、どれだけ傑出していたか示す指標で、本拠地球場の特性も考慮される 140:優秀 160:非常に優秀 180:歴代レベル |
K/9 | 9イニングでいくつ三振の奪うかを表す数値 |
BB/9 | 9イニングでいくつ四球を与えてしまったかを表す数値 |
HR/9 | 9イニングあたりの被本塁打数。1試合(27個のアウト)の間に何本のHRを打たれるかを表す |
K/BB | 奪三振と与四球の比率で、1四球を与えるまでにいくつ三振を取れるかの指標 運に左右されない安定感を表す数字。3.50以上で優秀 |
WHIP | (安打+四球)÷投球回で算出。投手が1イニングあたりに自分の責任で許した走者の数を示す 1.10:優秀 1.00:非常に優秀 |
WAR | 平均的な選手に比べて、どれだけ多くチームの勝利に貢献したか表す数値 先発は、5.0:オールスター級 8.0:MVP級 リリーフは、2.0:オールスター級 3.0:MVP級 |
先発/左 ランディ・ジョンソン
変化球 高速スライダー・SFF・ツーシーム
R.ジョンソン #51 208cm/102kg
通算fWAR 110.5 通算rWAR 103.5
所属 SEA(1989~1998)在籍10年
MLB史上2位の奪三振率10.61
【タイトル】
サイ・ヤング賞 5回(1995、1999~2002)
最多勝(2002)
最優秀防御率 4回(1995、1999、2001、2002)
最多奪三振 9回(1992~95、1999~02、2004)
ワールドシリーズMVP(2001)
マリナーズ球団MVP 3回(1993、1995、1997)
95年 勝18 回214.1 奪三294 防2.48 rWAR 8.6
97年 勝20 回213.0 奪三291 防2.28 rWAR 8.0
良い点
- 最後の300勝投手
- 歴代2位の奪三振「4875」
- 歴代3位の最多奪三振・9回
悪い点
- 本当の全盛期はダイヤモンドバックスに移籍後だった
先発次点候補 フレディ・ガルシア(156勝)
先発/右 フェリックス・ヘルナンデス
変化球 スプリットチェンジ・カーブ・スライダー・ツーシーム
F.ヘルナンデス #34 191cm/102kg
通算fWAR 54.0 通算rWAR 49.9
所属 SEA(2005~2019)在籍15年
新エース・キングフェリックス
【タイトル】
サイ・ヤング賞(2010)
最多勝(2009)
最優秀防御率 2回(2010、2014)
マリナーズ球団MVP 4回(2008~2011)
10年 勝13 回249.2 奪三232 防2.27 rWAR 7.2
14年 勝15 回236.0 奪三248 防2.14 rWAR 6.4
良い点
- マリナーズ低迷期のエース
- 8年連続二桁勝利
- フランチャイズプレーヤー
悪い点
- 30歳を超えると徐々に成績が悪化
先発次点候補 マーク・ラングストン(最多奪三振/3回)
先発/左 ジェイミー・モイヤー
変化球 シンカー・チェンジアップ・ドロップカーブ
J.モイヤー #50 183cm/84kg
通算fWAR 48.0 通算rWAR 50.0
所属 SEA(1996~2006)在籍11年
通算269勝の技巧派左腕
【タイトル】
ハッチ賞(2003)
ロベルト・クレメンテ賞(2003)
99年 勝14 回228.0 奪三137 防3.87 rWAR 6.5
03年 勝21 回215.0 奪三126 防3.27 rWAR 4.7
良い点
- 40歳でシーズン21勝、46歳でシーズン12勝
- メジャーリーグを代表する技巧派投手
- 8年連続二桁勝利
- 最年長勝利投手(49歳151日)
悪い点
- 奪三振率が低く、一発病がある
先発次点候補 岩隈 久志(63勝)
中継ぎ/左 アーサー・ローズ
変化球 スライダー・カーブ・チェンジアップ
A.ローズ #53 188cm/95kg
通算fWAR 17.4 通算rWAR 15.2
所属 SEA(2000~03、2008)在籍5年
2001年に最多ホールド獲得
【タイトル】
最多ホールド(2001)
01年 H31 回68.0 奪三83 防1.72 rWAR 2.5
02年 H25 回69.2 奪三81 防2.33 rWAR 2.7
良い点
- MLB歴代2位のホールド記録 ※ 非公式記録
- 通算900試合登板
悪い点
- キャリア序盤は先発としては大成せず
中継ぎ次点候補 ジェフ・ネルソン(球団最多432試合登板)
抑え/右 佐々木 主浩
変化球 フォーク(二種類)・カーブ
佐々木 主浩 #22 190cm/98kg
通算fWAR 4.1 通算rWAR 3.7
所属 SEA(2000~2003)在籍4年
116勝チーム時の抑え
【タイトル】
新人王(2000)
00年 S37 回62.2 奪三78 防3.16 rWAR 1.3
01年 S45 回66.2 奪三62 防3.24 rWAR 1.1
良い点
- 球団最多の通算129セーブ
- 高い奪三振率
悪い点
- 抑えとしては、やや防御率が悪い
抑え次点候補 F.ロドニー(2014年/48セーブ)
抑え/右 エドウィン・ディアス
変化球 スライダー・スプリットチェンジ
E.ディアス #39 191cm/75kg
通算fWAR 12.3 通算rWAR 10.4
所属 SEA(2016~2018)在籍3年
2018年は最強クローザー
【タイトル】
最多セーブ投手(2018)
最優秀救援投手賞(2018)
16年 S18 回51.2 奪三88 防2.79 rWAR 1.4
18年 S57 回73.1 奪三124 防1.96 rWAR 3.1
良い点
- 18年のシーズン57セーブは歴代2位
- 圧倒的な奪三振率
悪い点
- マリナーズ在籍はわずか3シーズン
抑え次点候補 J.J.プッツ(189セーブ)
まとめ
こちらではプロ野球の12球団歴代ベストナイン【平成・令和版】を記事にしたので
よければ併せて読んでみて下さい
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