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今回は
オリックスバファローズ歴代ベストナイン
と
オリックスバファローズ歴代投手陣
を作ってみました
各選手の単年成績をピックアップ
選手の能力も10段階で数値化
オリックス・歴代ベストナイン
【打順・守備位置・選手名】
- 1番(中) 福本 豊
- 2番(左) 簑田 浩二
- 3番(右) イチロー
- 4番(一) ブーマー
- 5番(指) 吉田 正尚
- 6番(三) 松永 浩美
- 7番(二) ボビー・マルカーノ
- 8番(捕) 中嶋 聡
- 9番(遊) 安達 了一
- 控え(外) 田口 壮
※ 太字は名球会入り
赤字は野球殿堂入り
黄色塗りは優秀な成績で
赤字はリーグ1位の成績
※ 画像は長池徳二の1969年成績
単年成績や通算成績から
ミート・パワー・選球眼
走力・肩力・守備力を
6項目にわけて10段階で評価
10:歴代トップレベル、9~8:非常に良い、7~6:やや良い、5:平均、4~3:やや悪い、2~1:悪い
野手の指標
OPS | 出塁率+長打率で算出する、総合的な打力を示す指標 .900:優秀 .950:非常に優秀 1.000:歴代レベル |
BB% | 打席に占める四球の割合。13%を超えると優秀 |
K% | 打席に占める三振の割合。ひと桁だと三振が少ない打者。20%を超えると三振が多い打者 |
ISO | 打者の純粋な長打力を表す指標。長打率ー打率 .200:優秀 .250:非常に優秀 .300:歴代レベル |
wRC+ | 1打席あたりに生み出した得点を表す指標。100を平均的な打者とし、140なら1.4倍の得点生産性を意味する 140:優秀 160:非常に優秀 180:歴代レベル |
WAR | 平均的な選手に比べて、どれだけ多くチームの勝利に貢献したか表す数値 5.0:オールスター級 8.0:MVP級 |
1番/CF 福本 豊
福本 豊 #7 169cm/68kg
通算WAR 93.2
所属 阪急(1969~1988)在籍20年
世界の盗塁王(1065盗塁)
【タイトル】
シーズンMVP(1972)
盗塁王 13回(1970~1982)
最多安打 4回(1973、1974、1977、1978)
ベストナイン 10回(1972~1974、1976~1982)
ダイヤモンドグラブ賞 12回(1972~1983)
日本シリーズMVP(1976)
シーズン最多盗塁 106(1972)
73年 打率.306 本13 打点54 盗塁95 WAR 7.1
82年 打率.303 本15 打点56 盗塁54 WAR 7.2
良い点
- プロ野球を代表するリードオフマン
- 通算「1065」盗塁、シーズン最多「106」盗塁
- 12年連続ダイヤモンドグラブ賞
- フランチャイズプレーヤー
悪い点
- 打撃タイトルの獲得がない
センター次点候補 谷 佳知(1928安打)
2番/LF 簑田 浩二
簑田 浩二 #1 174cm/68kg
通算WAR 39.3
所属 阪急(1976~1987)在籍12年
球団唯一のトリプルスリー
【タイトル】
ベストナイン 3回(1978、1983、1984)
ダイヤモンドグラブ賞 8回(1978~1985)
82年 打率.282 本22 打点70 盗塁27 WAR 6.2
83年 打率.312 本32 打点92 盗塁35 WAR 7.6
良い点
- 5ツールプレイヤー
- 30・30を2回達成
- 走攻守で勝利貢献度が高い
- ライト(789試合)、レフト(363試合)
悪い点
- 打撃タイトルの獲得がない
レフト次点候補 田口 壮(GG賞/5回)
3番/RF イチロー
イチロー #51 180cm/79kg
日本・WAR 51.2 MLB・rWAR 60.0
所属 オリックス(1992~2000)在籍9年
プロ野球歴代No.1の外野手
【タイトル】
シーズンMVP 3回(1994~1996)
首位打者 7回(1994~2000)
打点王(1995)
盗塁王(1995)
最高出塁率 5回(1994~96、1999、2000)
最多安打 5回(1994~1998)
ベストナイン 7回(1994~2000)
ゴールデングラブ賞 7回(1994~2000)
シーズン最多安打 210(1994) ※ 当時NPB記録
94年 打率.385 本13 打点54 盗塁29 WAR 8.7
95年 打率.342 本25 打点80 盗塁49 WAR 10.6
96年 打率.356 本16 打点84 盗塁35 WAR 8.1
良い点
- 日本時代は5ツールプレイヤー
- 通算打率「.353」は圧倒的
- 日米で17年連続の打率3割、GG賞
- 走攻守で勝利貢献度が高い
悪い点
- 特になし
ライト次点候補 長池 徳二(338本塁打)
4番/1B ブーマー・ウェルズ
ブーマー・ウェルズ #44 200cm/100kg
通算WAR 33.4
所属 阪急/オリックス(1983~1991)在籍9年
外国人選手初の三冠王
【タイトル】
シーズンMVP(1984)
首位打者 2回(1984、1989)
本塁打王(1984)
打点王 4回(1984、1987、1989、1992)
最多安打 4回(1984~1986、1989)
ベストナイン 4回(1984、1986、1987、1989)
ゴールデングラブ賞 2回(1986、1987)
86年 打率.350 本42 打点103 盗塁1 WAR 7.0
87年 打率.331 本40 打点119 盗塁2 WAR 6.2
良い点
- 3割・30本・100打点を5回
- 阪急最強の助っ人外国人
悪い点
- 守備や走塁での貢献度は低い
ファースト次点候補 加藤 秀司(2055安打/347本塁打)
5番/DH 吉田 正尚
吉田 正尚 #7 173cm/80kg
日本・WAR 32.3 MLB・rWAR 1.4
所属 オリックス(2016~2022)在籍7年
通算打率「.327」のマッチョマン
【タイトル】
首位打者 2回(2020、2021)
最高出塁率 2回(2021、2022)
ベストナイン 5回(2018~2022)
20年 打率.350 本14 打点64 盗塁8 WAR 4.7
21年 打率.339 本21 打点72 盗塁0 WAR 5.2
良い点
- 長打力ならイチロー以上の数値
- 5年連続打率「.320」以上
- ミート・パワー・選球眼を兼ね備えた完成された打者
悪い点
- 守備面はレフトでも難あり
DH次点候補 タフィ・ローズ(外国人最多464本塁打)
6番/3B 松永 浩美
松永 浩美 #8 180cm/78kg
通算WAR 58.8
所属 阪急/オリックス(1981~1992)在籍12年
史上最高のスイッチヒッター
【タイトル】
盗塁王(1985)
最高出塁率(1989)
ベストナイン 5回(1988~1991、1994)
ゴールデングラブ賞 4回(1984、1989、1990、1994)
84年 打率.310 本19 打点70 盗塁21 WAR 6.4
85年 打率.320 本26 打点87 盗塁38 WAR 6.9
良い点
- 打率3割を7回
- 10年連続二桁本塁打
- 走攻守で勝利貢献度が高い
悪い点
- 打撃タイトルの獲得がない
サード次点候補 宗 佑磨(GG賞/3回)
7番/2B ボビー・マルカーノ
B.マルカーノ #4 177cm/75kg
通算WAR 29.8
所属 阪急(1975~1982)在籍8年
阪急黄金期の正二塁手
【タイトル】
打点王(1978)
ベストナイン 4回(1975、1977~1979)
ダイヤモンドグラブ賞 4回(1975、1976、1978、1979)
78年 打率.322 本27 打点94 盗塁9 WAR 5.3
79年 打率.299 本32 打点97 盗塁9 WAR 4.3
良い点
- 攻撃型の二塁手
- 6年連続20本塁打
悪い点
- 四球率が低すぎて、出塁率が悪い
セカンド次点候補 福良 淳一(1116安打)
8番/C 中嶋 聡
中嶋 聡 #27 182cm/82kg
通算WAR 5.2
所属 阪急/オリックス(1987~1997)在籍11年
監督としてはリーグ三連覇
【タイトル】
ベストナイン(1995)
ゴールデングラブ賞(1989)
最優秀バッテリー賞(1995)
91年 打率.253 本12 打点48 盗塁4 WAR 2.3
95年 打率.267 本3 打点33 盗塁0 WAR 1.8
良い点
- 球界屈指の強肩
- 1995年リーグ優勝の正捕手
- 星野投手のスローカーブを素手でキャッチ
悪い点
- オリックスから移籍後は控え捕手がメイン
キャッチャー次点候補 日高 剛(956安打)
9番/SS 安達 了一
安達 了一 #3 179cm/80kg
通算WAR 17.9
所属 オリックス(2012~2023)在籍12年
GG賞未獲得の守備職人
14年 打率.259 本8 打点50 盗塁29 WAR 4.7
15年 打率.239 本11 打点55 盗塁16 WAR 2.4
良い点
- 2015年にはショートとしてUZR「29.0」を記録
悪い点
- 打撃面はパワー不足
ショート次点候補 弓岡 敬二郎(GG賞/2回)
控え/UT 田口 壮
田口 壮 #6 177cm/77kg
日本・WAR 18.5 MLB・rWAR 2.2
所属 オリックス(1992~01、10~11)在籍12年
1997年は突出した守備指標
97年 打率.294 本10 打点56 盗塁7 WAR 5.9
00年 打率.279 本8 打点49 盗塁9 WAR 2.8
良い点
- 田口・本西・イチローの最強外野トリオ(98年からはCFは谷)
- MLBでも貴重な控えとして活躍
悪い点
- 打撃面はやや物足りない(規定打席での3割はなし)
オリックス・歴代投手陣
【役割・投球・選手名】
- 先発(右) 山本 由伸
- 先発(右) 山田 久志
- 先発(右) 金子 千尋
- 先発(左) 星野 伸之
- 中継ぎ(右) 佐藤 達也
- 抑え(右) 平井 正史
- 抑え(右) 平野 佳寿
※ 太字は名球会入り
赤字は野球殿堂入り
黄色塗りは優秀な成績で
赤字はリーグ1位の成績
※ 成績は佐藤義則の1985年投手成績
単年成績や通算成績から
球速・球威・制球・奪三振
長打阻止・体力(安定感)を
6項目にわけて10段階で評価
10:歴代トップレベル、9~8:非常に良い、7~6:やや良い、5:平均、4~3:やや悪い、2~1:悪い
投手指標
FIP | 与四球、被本塁打、奪三振の3要素を基に算出する疑似防御率 |
K/9 | 9イニングでいくつ三振の奪うかを表す数値 |
BB/9 | 9イニングでいくつ四球を与えてしまったかを表す数値 |
HR/9 | 9イニングあたりの被本塁打数。1試合(27個のアウト)の間に何本のHRを打たれるかを表す |
K/BB | 奪三振と与四球の比率で、1四球を与えるまでにいくつ三振を取れるかの指標 運に左右されない安定感を表す数字。3.50以上で優秀 |
WHIP | (安打+四球)÷投球回で算出。投手が1イニングあたりに自分の責任で許した走者の数を示す 1.10:優秀 1.00:非常に優秀 |
WAR | 平均的な選手に比べて、どれだけ多くチームの勝利に貢献したか表す数値 先発は、5.0:オールスター級 8.0:MVP級 リリーフは、2.0:オールスター級 3.0:MVP級 |
先発/右 山本 由伸
変化球 ドロップカーブ・SFF・カットボール・高速スライダー・高速シュート
山本 由伸 #18 178cm/80kg
通算WAR 29.8
所属 オリックス(2017~2023)在籍7年
3年連続の沢村賞&MVP
【タイトル】
シーズンMVP 3回(2021~2023)
沢村賞 3回(2021~2023)
最多勝 3回(2021~2023)
最優秀防御率 4回(2019、2021~2023)
最多奪三振 4回(2020~2023)
最高勝率 3回(2021~2023)
ベストナイン 3回(2021~2023)
ゴールデングラブ賞 3回(2021~2023)
最優秀バッテリー賞 3回(2021~2023)
21年 勝18 回193.2 奪三206 防1.39 WAR 6.7
22年 勝15 回193.0 奪三205 防1.68 WAR 7.4
23年 勝16 回164.0 奪三169 防1.21 WAR 6.1
良い点
- 3年連続の投手三冠王
- イチロー以来の3年連続のシーズンMVP
- すべての投手指標が超一流
悪い点
- 大車輪の3年でMLBへ移籍してしまった
先発次点候補 米田 哲也(350勝)
先発/右 山田 久志
変化球 高速シンカー・カーブ
山田 久志 #17 176cm/77kg
通算WAR 62.4
所属 阪急(1969~1988)在籍20年
史上最高のサブマリン投手
【タイトル】
シーズンMVP 3回(1976~1978)
最多勝 3回(1972、1976、1979)
最優秀防御率 2回(1971、1977)
最高勝率 4回(1971、1976、1978、1979)
ベストナイン 5回(1971、1972、1976、1977、1979)
ゴールデングラブ賞 5回(1977~1979、1981、1982)
日本シリーズMVP(1977)
76年 勝26 回259.2 奪三143 防2.39 WAR 6.2
77年 勝16 回240.2 奪三132 防2.28 WAR 5.0
78年 勝18 回219.2 奪三117 防2.66 WAR 4.1
良い点
- 阪急黄金期の大エース
- 17年連続二桁勝利
- フランチャイズプレーヤー
悪い点
- 通算の被本塁打率が高い
先発次点候補 梶本 隆夫(254勝)
先発/右 金子 千尋
変化球 ドロップカーブ・SFF・カットボール・ツーシーム・シュート・高速シンカー・スライダー・チェンジアップ
金子 千尋 #18 180cm/77kg
通算WAR 39.3
所属 オリックス(2006~2018)在籍13年
オリックス暗黒期のエース
【タイトル】
シーズンMVP(2014)
沢村賞(2014)
最多勝 2回(2010、2014)
最優秀防御率(2014)
最多奪三振(2013)
ベストナイン(2014)
ゴールデングラブ賞(2014)
最優秀バッテリー賞(2014)
13年 勝15 回223.1 奪三200 防2.01 WAR 5.9
14年 勝16 回191.0 奪三199 防1.98 WAR 6.6
良い点
- 14年に沢村賞とシーズンMVPを同時受賞
- 多彩な変化球の使い手
- 7度の二桁勝利
悪い点
- チームをリーグ優勝には導けなかった
先発次点候補 足立 光宏(187勝)
先発/左 星野 伸之
変化球 スローカーブ・フォーク
星野 伸之 #28 183cm/74kg
通算WAR 44.9
所属 オリックス(1985~1999)在籍15年
通算176勝の技巧派左腕
【タイトル】
最高勝率 2回(1989、1996)
93年 勝10 回185.1 奪三153 防3.35 WAR 5.1
97年 勝14 回202.2 奪三121 防3.24 WAR 3.6
良い点
- 強打者たちから伊良部より速く感じると称されたストレート
- 日本プロ野球を代表する技巧派投手
- 11年連続二桁勝利
- 捕手の中嶋聡に素手でスローカーブを捕球される
悪い点
- 技巧派のわりには、通算与四球率はやや悪い
先発次点候補 佐藤 義則(165勝)
中継ぎ/右 佐藤 達也
変化球 高速スライダー・フォーク
佐藤 達也 #15 178cm/77kg
通算WAR 4.6
所属 オリックス(2012~2017)在籍6年
2年連続最優秀中継ぎ投手
【タイトル】
最優秀中継ぎ投手 2回(2013、2014)
13年 H40 回78.0 奪三88 防1.73 WAR 1.1
14年 H42 回74.1 奪三85 防1.09 WAR 1.7
良い点
- 13年、14年とリリーフで圧倒的な投球
悪い点
- 活躍期間が短い
中継ぎ次点候補 山口 高志(75年/新人王)
抑え/右 平井 正史
変化球 フォーク・高速スライダー・カーブ
平井 正史 #33 183cm/92kg
通算WAR 11.5
所属 オリックス(1994~02、13~14)在籍11年
1995年のリーグ優勝に貢献
【タイトル】
最高勝率(1995)
最優秀救援投手(1995)
最優秀バッテリー賞(1995)
ファイアマン賞(1995)
新人王(1995)
カムバック賞(2003)
95年 S27 回85.1 奪三82 防2.32 WAR 4.5
96年 S6 回50.1 奪三50 防2.50 WAR 1.2
良い点
- 95年は大車輪の活躍でリーグ優勝に貢献
- 95年は打たれたホームランは1本のみ
悪い点
- 大活躍したシーズンは95年のみ
抑え次点候補 加藤 大輔(87セーブ/54H)
抑え/右 平野 佳寿
変化球 フォーク・スライダー・カーブ
平野 佳寿 #16 186cm/88kg
日本・WAR 23.8 MLB・WAR 0.6
所属 オリックス(2006~17、21~23)在籍14年
日米250セーブ・200ホールド
【タイトル】
最多セーブ投手(2014)
最優秀賞中継ぎ投手(2011)
11年 H43 回83.2 奪三99 防1.94 WAR 2.7
13年 S31 回62.2 奪三71 防1.87 WAR 2.5
良い点
- 日米250セーブ・200ホールドは史上初
- 高いK/BBの数値
悪い点
- 先発では結果が出なかった
抑え次点候補 岸田 護(63セーブ/63H)
まとめ
【オリックス・歴代ベストナイン】
【オリックス・歴代投手陣】
こちらでは平成と令和のオリックス・ベストナインを記事にしたので、良ければ併せて読んでみて下さい
こちらではプロ野球の12球団歴代ベストナイン【平成・令和版】を記事にしたので、良ければ併せて読んでみて下さい
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