オリックスの選手を【平成・令和】と【昭和】で別々に検証してランキング

イチロー

本ページにはアフィリエイト広告が含まれています

今回は、オリックスバファローズの

歴代野手ベスト5

平成・令和ランキング

昭和ランキング

に分けて選んでいきたいと思います

平成・令和ランキング

  • オリックス・ブレーブス(1989年~)
  • オリックス・ブルーウェーブ(1991年~)
  • オリックス・バファローズ(2005年~)

この3球団から選出

昭和ランキング

  • 阪急ブレーブス(1947年~)

1球団から選出

昭和から平成にかけて活躍した選手

活躍した時代が長い方にランキングさせて頂きました

選出のルール

1.在籍期間が5年以上の選手

2.全盛期の5シーズンの平均成績を出す

3.キャリアハイのシーズンも選ぶ

4.能力は6項目でパワプロ風に表記する

90・95=、80・85=、70・75=

60・65=C、50・55=D

40・45=E、30・35=F

BB%打席に占める四球の割合。12%以上は優秀な数値
K%打席に占める三振の割合。ひと桁だと優秀な数値
ISO長打率から打率を引いた数字。純粋な長打力と言われる。
.250以上だと優秀な長距離砲。

平成・令和5位 T-岡田

タイトル

本塁打王 1 ベストナイン 1 GG賞 1

通算成績

通算 16年 安打 1192 打率 .257 本 204 打点 715 盗塁 32 OPS .771 ISO .184

2006~2024年(在籍期間17年)

T-岡田 オリックス・ベスト5シーズン平均成績

【2010、2011、2014、2016、2017年】

オリックス一筋で頑張り続ける和製大砲

同じく日本人ホームラン打者の藤井康雄と迷いましたが

ホームラン王を獲得した実績から

T-岡田選手を平成・令和5位に選ばせて頂きました

球団歴代7位の204本塁打

あと5本打てば、福本豊(208本)を抜いて歴代6位に浮上

2024年シーズン中になんとか達成してもらいたいです

この年は球団の日本人打者としては長池徳二以来

37年ぶりの本塁打王を獲得

ノーステップ打法に変えて持ち前の長打力が爆発

7月には初の月間MVPも獲得して、チームは5位でしたが孤軍奮闘の活躍でした

この年以上にT-岡田選手のキャリアハイに相応しい年はないでしょう

平成・令和4位 田口 壮

タイトル

ベストナイン 1 ゴールデングラブ賞 5

通算成績

日本 12年 安打 1219 打率 .276 本 70 打点 429 盗塁 87 OPS .716 ISO .108

MLB 8年 安打 382 打率 .279 本 19 打点 163 盗塁 39 OPS .717 ISO .106

92~01、10、11年(在籍期間12年)

田口 壮 オリックス・ベスト5シーズン平均成績

【1995、1997、1998、2000、2001年】

1991年にドラフト1位でオリックスに入団

同期入団のイチローと共に95年、96年のリーグ連覇に貢献

田口・本西・イチロー

星野伸之投手は過去に何度も

このときのオリックス外野陣は

抜けた」と思った当たりを何度も取ってくれたと発言しています

鉄壁の外野守備を誇った田口壮選手が平成・令和の4位

1997年はチームはリーグ三連覇を逃しましたが

田口選手は一番打者として135試合にフル出場

守備ではレフトで102試合、センターで33試合で守備につき

守備率.997・刺殺 302・補殺 17

レフトとしては歴代トップレベルの数値を記録

このシーズンを田口選手のキャリアハイにしました

タイトル

盗塁王 1 最多安打 1 ベストナイン 5 GG賞 4

通算成績

通算 19年 安打 1928 打率 .297 本 133 打点 741 盗塁 167 OPS .771 ISO .123

97~06、14、15年(在籍期間12年)

谷 佳知 オリックス・ベスト5シーズン平均成績

【1999、2001~2004年】

平成・令和3位は谷佳知選手

2000年のオフにイチローがメジャーへ移籍したことで

谷選手がオリックス打線の中心選手になりました

個人としては文句なしの成績を残しましたが、谷の全盛期に反比例するようにチームの成績は低迷

2001年は4位、2002~2004年は6位

もっとも過小評価されている選手の一人かもしれません

最多安打を獲得した2003年をキャリアハイに選出

打率はリーグ2位の.350を記録、三振率でもリーグ1位

2001~2004年の期間が谷選手の全盛期

平成・令和2位 吉田 正尚

タイトル

首位打者 2 最高出塁率 2 ベストナイン 5

通算成績

日本 7年 安打 884 打率 .327 本 133 打点 467 盗塁 21 OPS .960 ISO .212

MLB 1年 安打 155 打率 .289 本 15 打点 72 盗塁 8 OPS .783 ISO .156

2016~2022年(在籍期間7年)

吉田 正尚 オリックス・ベスト5シーズン平均成績

【2018~2022年】

平成・令和の2位は吉田正尚選手

オリックスのリーグ連覇に貢献して、メジャーへ移籍しましたが

打撃だけならイチロー選手と双璧をなすレベル

三振を全然しない長距離砲

というスタイルを確立

反面、走塁や守備での貢献度は低く

総合的な勝利貢献度WARが伸びない原因にもなっており

その点ではややマイナスなので次点にしました

3年連続の首位打者こそ逃しましたが

その打棒でチームを引っ張り、26年ぶりの日本一に貢献

初のOPS1.000超え

を果たした2022年シーズンをキャリアハイに選びました

通算打率.327 を残して海の向こうへ

平成・令和1位 イチロー

タイトル

日本 MVP 3 首位打者 7 打点王 1 盗塁王 1 最高出塁率 5 最多安打 5 ベストナイン 7 GG賞 7 正力松太郎賞 3

MLB MVP 1 首位打者 2 盗塁王 1 SS賞 3 GG賞 10 新人王 シーズン最多安打 262

通算成績

日本 9年 安打 1278 打率 .353 本 118 打点 529 盗塁 199 OPS .943 ISO .169

日米 28年 安打 4367 打率 .322 本 235 打点 1309 盗塁 708 OPS .807 ISO .112

1992~2000年(在籍期間9年)

イチロー オリックス・ベスト5シーズン平均成績

【1994~1997、2000年】

平成・令和の1位は、この人以外は考えられません

世界のイチロー

もうこのクラスのレジェンドが、オリックスから出てくるのは100年くらい先になると思ってます

プロ野球歴代No.1を決める投票でも

王貞治・イチロー・大谷翔平

昭和の王、平成のイチロー、令和の大谷

この三人の争いになるでしょう

日本時代は長打率も高く

日本の代表する5ツールプレイヤー

2025年には日本人初のメジャーリーグ殿堂入りが確実視されています

イチロー選手のキャリアハイを選ぶのは迷いますが

個人的には1995年を上げさせて頂きます

がんばろう KOBEの合言葉を力に、11年ぶりにリーグ優勝

イチロー選手自身も

個人タイトル八冠王を獲得!

二年連続でシーズンMVPも獲得と

まさにイチロー選手のためのシーズンでした

昭和・5位 ブーマー・ウェルズ

タイトル

MVP 1 三冠王 1 首位打者 2 本塁打王 1 打点王 4 最多安打 4 最多勝利打点 1 ベストナイン 4 GG賞 2

通算成績

通算 10年 安打 1413 打率 .317 本 277 打点 901 盗塁 18 OPS .927 ISO .237

1983~1991年(在籍期間9年)

ブーマー 阪急・ベスト5シーズン平均成績

【1984~1987、1989年】

球団史上最強の外国人助っ人は

ブーマー・ウェルズ

で間違いないと思われる

全盛期の平均成績も

  • 打率 .337
  • 本塁打 39
  • 打点 120

毎年三冠王でもおかしくない成績でした

1985年は打点2位、1986年は打率・本塁打で2位

あの選手さえいなければ、より多くの個人タイトルを獲得していました

そんな球団最強の外国人選手が昭和5位にランキング

チームをリーグ優勝に導いて、なおかつ

外国人選手初となる三冠王

を獲得

1986年も打率.350、本塁打42、打点103

と圧倒的な成績を残しましたが

落合博満がいたために無冠に終わりました

(当時は最多安打のタイトルはなし)

三冠王を取って、チームをリーグ優勝に導いた

1984年こそ最もブーマーのキャリアハイに相応しいでしょう

タイトル

ベストナイン 3 GG賞 8 トリプルスリー 1

通算成績

通算 15年 安打 1286 打率 .279 本 204 打点 678 盗塁 250 OPS .834 ISO .192

1976~1987年(在籍期間12年)

簑田 浩二 阪急・ベスト5シーズン平均成績

【1978、1980、1982~1984年】

打撃タイトルこそ無縁でしたが、走攻守に活躍した

5ツールプレイヤー

福本豊に続く二番打者として1978年に61盗塁を記録

1980年には31本塁打、39盗塁、31犠打と

長打も打てる現代的な二番

バントもできるつなぎの二番という

両面をこなすことができたオールラウンダーでした

30年ぶりのトリプルスリーを達成した

1983年をキャリアハイに選出しました

四球率も高く、三振もしない

そのうえ盗塁成功率も高くて、守備も一流

セイバーメトリクスが浸透した現在ならもっと評価されたでしょう

タイトル

MVP 2 本塁打王 3 打点王 3 ベストナイン 7 球団最多本塁打 338本

通算成績

通算 14年 安打 1390 打率 .285 本 338 打点 969 盗塁 98 OPS .890 ISO .249

1966~1979年(在籍期間14年)

長池 徳二 阪急・ベスト5シーズン平均成績

【1969~1973年】

全盛期は短かったものの

9年連続・25本塁打以上

を記録して、40本塁打も4回達成

打率三割も4回。通算打率は.285と

確実性と長打力を兼ね備えた選手でした

球団1位の338本塁打

最近は活躍するとメジャー移籍してしまうので

なかなか破られることはないでしょう

球団史上最高の長距離砲昭和3位にランクイン

オリックスの右翼手がイチローなら、阪急の右翼手は長池徳二

この1969年から長池は4番に定着して、5年間は圧倒的な成績を残します

盗塁も21個記録して、初のシーズンMVPも獲得

そんな1969年を長池選手のキャリアハイに選出しました

タイトル

MVP 1 首位打者 2 打点王 3 ベストナイン 5 GG賞 3

通算成績

通算 19年 安打 2055 打率 .297 本 347 打点 1268 盗塁 136 OPS .883 ISO .214

1969~1982年(在籍期間14年)

加藤 秀司 阪急・ベスト5シーズン平均成績

【1971、1973、1975、1976、1979年】

1968年に投手・山田久志、外野手・福本豊ととも阪急に入団

(この3人が同期入団って凄すぎる!)

全盛期は毎年平均して

打率.326、本塁打28、打点93

という

安定感抜群のバッティングを披露

一番で出塁した福本をアベレージヒッターの加藤長距離砲の長池で返す打線は強力で

1969~1978年の10年間で

7度のリーグ優勝、3度の日本一

を達成

75、76、77年は日本一を三連覇

この時期は長池が衰えてきたので、加藤選手が打線の中心でした

阪急黄金時代の3番打者を昭和2位に選んでみました

加藤選手のキャリアハイは1979年で間違いないでしょう

長池が引退したこの年は4番打者として活躍

本塁打こそ近鉄のマニエル(39本)に2本差で及びませんでしたが

準三冠王の活躍

特に打率.364はイチローに抜かれるまで(94年打率.385)球団記録でした

今でも球団歴代3位の高打率です

昭和・1位 福本 豊

タイトル

MVP 1 盗塁王 13 最多安打 4 ベストナイン 10 GG賞 12

通算成績

通算 20年 安打 2543 打率 .291 本 208 打点 884 盗塁 1065 OPS .819 ISO .149

1969~1988年(在籍期間20年)

福本 豊 阪急・ベスト5シーズン平均成績

【1972~1974、1977、1978年】

半永久的に破られないだろう記録➀

  • 通算1065盗塁
  • 13年連続盗塁王
  • 12年連続GG賞

恐らく、もうプロ野球において

福本選手の通算盗塁記録は抜かれることはないでしょう

競走馬と走って勝つ人ですから

プロ野球最強の韋駄天昭和1位に決定

半永久的に破られないだろう記録②

  • シーズン106盗塁

この数字は当時のMLB記録(104個)を破る世界記録でした

(のちにリッキー・ヘンダーソンが130個に更新)

チームもリーグ連覇を達成して、シーズンMVPも獲得した

1972年を福本選手のキャリアハイに選びました

まとめ

平成・令和版、昭和版をランキングさせて頂きました

ほかにも多くの候補者がいます

【平成・令和の候補者】

  • 中嶋 聡(捕手)
  • 日高 剛(捕手)
  • トロイ・ニール(指名)
  • 福良 淳一(二塁手)
  • 小川 博文(遊撃手)
  • 安達 了一(遊撃手)
  • 本西 厚博(外野手)
  • 藤井 康雄(外/一塁)
  • 坂口 智隆(外野手)

【昭和の候補者】

  • 中沢 伸二(捕手)
  • マルカーノ(二塁手)
  • 松永 浩美(三塁手)
  • 大橋 穣(遊撃手)
  • 大熊 忠義(外野手)
  • 石嶺 和彦(外野手)

オリックスは特に外野手王国なので、走攻守タイプの外野手が多い印象です

こちらの記事では

平成・令和のオリックス・ベストナインを選びました

よければ併せて読んでみて下さい

コメント

タイトルとURLをコピーしました