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2024年のMLBシーズンも終了
個人タイトルも決定しました
【2024・野手個人タイトル】
上がア・リーグ、下がナ・リーグ
シーズンMVP
- A.ジャッジ(NYY)予想
- 大谷 翔平(LAD)予想
首位打者
- ウィットJr(KC).332
- アラエス(PIT).314
本塁打王
- A.ジャッジ(NYY)58
- 大谷 翔平(LAD)54
打点王
- A.ジャッジ(NYY)144
- 大谷 翔平(LAD)130
盗塁王
- カバレーロ(TB)44
- デラクルーズ(CIN)67
ハンクアーロン賞
- A.ジャッジ(NYY)
- 大谷 翔平(LAD)
エドガー・マルティネス賞(DH)
- 大谷 翔平(LAD)
WAR・勝利貢献度の方は
fWAR
- A.ジャッジ(NYY)11.2
- 大谷 翔平(LAD)9.1
rWAR
- A.ジャッジ(NYY)10.8
- 大谷 翔平(LAD)9.2
fWARとrWARともに
アーロン・ジャッジと大谷翔平がリーグ1位
現在のMLBの中でジャッジと大谷が頭一つ抜けた存在なのは間違いありません
予想のタイトルは決まり次第、追記していこうと思います
シーズンMVP
ア・リーグは
アーロン・ジャッジ(NYY)
ナ・リーグは
大谷 翔平(LAD)
と予想
アーロン・ジャッジ
2021~2024年・合計rWAR
合計rWAR 31.9
大谷 翔平
2021~2024年・合計rWAR
野手 23.5 投手 14.2
合計rWAR 37.7
ここ4シーズンの合計rWARでは、大谷の方がジャッジを上回っています
打者としてはジャッジに分がありますが、二刀流の合算で勝利に貢献できる大谷は
やはりWARの申し子かもしれません
首位打者
ア・リーグ 首位打者
ウィットJr 打率.332
今メジャーで最も完成された5ツールプレイヤー
ショートでトリプルスリーを達成
3割打者が出なくなっている昨今のメジャーリーグで、唯一の3割3分を超える高打率を記録
ヤンキースのジャッジ(.322)もウィットJrがいなければ、圧倒的な成績での三冠王獲得でした
fWAR10.4、rWAR9.4、ともにナ・リーグ1位の大谷を超える数字です(全体では2位)
これでまだ24歳なので、今後数年でボビー・ウィットJr時代が来てもおかしくありません
打つだけではなく、走塁のスピード面、守備の肩、守備範囲面など全ての数字で高い記録を残しています
普通なら文句なしでシーズンMVPの成績でしょう
ナ・リーグ 首位打者
アラエス 打率.314
3年連続で首位打者を獲得
2022年にはジャッジの今シーズンは大谷の三冠王を阻止
よくイチローと比較されるアラエスですが、どちかかというと晩年のトニー・グウィンの方がより似ているかもしれません
トニー・グウィン(パドレス)
通算3141安打・通算打率.338・首位打者8回
ただ球界No.1のバットコントロールの持ち主も、実は今年のWAR・勝利貢献度は高くありません
WARは2.0でレギュラークラスと言われています
- 22年 打率.316 fWAR 2.7 rWAR 4.2
- 23年 打率.354 fWAR 3.3 rWAR 4.9
- 24年 打率.314 fWAR 1.0 rWAR 1.0
22年23年はオールスター級の5.0には及びませんが、そこまで悪くなくむしろいいです
やはり今年は手のケガもあり、例年以上に長打面がよくなかった
プラス走塁・守備面で貢献するタイプでないのも思った以上にWARが伸びなかった原因かもしれません
逆にいうならケガをした状態でも誤魔化しながら首位打者を獲得できることがアラエスの凄さでしょう
フライボール革命が全盛期の現状のメジャーリーグでは、コンタクトヒッターは絶滅しかけているので
アラエスにはこのプレイスタイルを貫いていってもらいたいです
本塁打王・打点王
ア・リーグ本塁打王・打点王
A.ジャッジ 58本・144打点
両リーグとも取るべき選手が取ったという感じでしょうか
2022年のア・リーグ新記録・62本塁打には及びませんでしたが
四球率、IsoP、wOBA、wRC+の数字面では今シーズンの方が上をいっています
打撃面は歴代トップレベル
バリー・ボンズはステロイドの恩恵を受けていたので
21世紀純粋なパワーヒッターとしてはジャッジがNo.1かもしれません
3度目の50本塁打越えで、fWAR、rWARともに10超え
打率.322、出塁率.458、長打率.701、と確実性、出塁率、長打面とより完璧な打者に近づいたシーズンでした
ナ・リーグ本塁打王・打点王
大谷翔平 54本・130打点
両リーグを跨いでの二年連続のホームラン王と日本人初の打点王を獲得
MLB史上初の「50-50」も達成し(54-59)、名実ともにジャッジと双璧をなす
現役最強のメジャーリーガー
大谷翔平が達成した偉業
- 50本塁打・50盗塁(史上初)
- トリプルスリー(日本人初)
- 両リーグ・ホームラン王(史上4人目)
- 打点王(日本人初)
- シーズン得点 134(日本人最多)
- シーズン盗塁 59(日本人最多)
- シーズン400塁打(23年ぶり)
- 球団新記録の54本塁打(49本)
- DH歴代最高のfWAR9.1、rWAR9.2
野手に専念した途端にイチロー(56盗塁)を超える盗塁数を記録
来シーズンはここに投手としての勝利貢献度が加算されるんですから、大谷選手の完全復活はもう少し先のようです
盗塁王
ア・リーグ 盗塁王
ホセ・カバレーロ 44盗塁
初の盗塁王を獲得
ただ打撃面は課題も多く、そこそこあるパワーを低打率と低四球率、高い三振率で活かせていない状態です
盗塁王は取りましたが同時に最多盗塁死・成功率73.3%と評価が分かれるところ
来シーズンに向けて成功率は8割は求められるでしょう
もう少しフリースインガーを修正した方がいいかもしれません
ナ・リーグ 盗塁王
テラクルーズ 67盗塁
球界のスピードスター
典型的なアスリート型のメジャーリーガー
史上5人目の20本塁打・60盗塁を達成。将来的には「40-40」の可能性を秘めています
来シーズンは大谷が二刀流で復活したら、盗塁数は下がると思うので
ケガさえなければ、テラクルーズの盗塁王は来シーズンも堅いと思います
肩力もとんでもないが送球に難があり、速すぎて一塁手が取り損なう場面も今シーズンは見られました
とにかくスケールの大きい選手なので、確実性や守備面はまだまだ改善の余地が多くあると思います
ハンク・アーロン賞
ア・リーグは
アーロン・ジャッジ(NYY)
2年ぶり2度目
ナ・リーグは
大谷 翔平(LAD)
2年連続2度目
両リーグでの受賞は初
ハンク・アーロン賞候補者
ア・リーグ
アーロン・ジャッジ(ヤンキース)
158試合 打率.322 58本塁打 144打点 10盗塁 OPS1.159
フアン・ソト(ヤンキース)
157試合 打率.288 41本塁打 109打点 7盗塁 OPS.988
ガナー・ヘンダーソン(オリオールズ)
159試合 打率.281 37本塁打 92打点 21盗塁 OPS.893
アンソニー・サンタンデール(オリオールズ)
155試合 打率.235 44本塁打 102打点 2盗塁 OPS.814
ジャレン・デュラン(レッドソックス)
160試合 打率.285 21本塁打 75打点 34盗塁 OPS.834
ブラディミール・ゲレーロJr.(ブルージェイズ)
159試合 打率.323 30本塁打 103打点 2盗塁 OPS.940
ホセ・ラミレス(ガーディアンズ)
158試合 打率.279 39本塁打 118打点 41盗塁 OPS.872
ボビー・ウィットJr.(ロイヤルズ)
161試合 打率.332 32本塁打 109打点 31盗塁 OPS.977
ヨーダン・アルバレス(アストロズ)
147試合 打率.308 35本塁打 86打点 6盗塁 OPS.959
ブレント・ルーカー(アスレチックス)
145試合 打率.293 39本塁打 112打点 11盗塁 OPS.927
ナ・リーグ
ブライス・ハーパー(フィリーズ)
145試合 打率.285 30本塁打 87打点 7盗塁 OPS.898
カイル・シュワーバー(フィリーズ)
150試合 打率.248 38本塁打 104打点 5盗塁 OPS.851
マーセル・オズナ(ブレーブス)
162試合 打率.302 39本塁打 104打点 1盗塁 OPS.924
フランシスコ・リンドーア(メッツ)
152試合 打率.273 33本塁打 91打点 29盗塁 OPS.844
ウィリアム・コントレラス(ブリュワーズ)
155試合 打率.281 23本塁打 92打点 9盗塁 OPS.831
エリー・デラクルーズ(レッズ)
160試合 打率.259 25本塁打 76打点 67盗塁 OPS.810
大谷翔平(ドジャース)
159試合 打率.310 54本塁打 130打点 59盗塁 OPS1.036
ジャクソン・メリル(パドレス)
156試合 打率.292 24本塁打 90打点 16盗塁 OPS.826
ケテル・マルテ(ダイヤモンドバックス)
136試合 打率.292 36本塁打 95打点 7盗塁 OPS.932
エドガー・マルティネス賞
4年連続で
大谷 翔平(LAD)
が受賞
大谷選手が2024年シーズンに残した
fWAR 9.1 rWAR 9.2
ともに指名打者の歴代最高を記録
シルバースラッガー賞
【ア・リーグ】
◇捕手
サルバドール・ぺレス(ロイヤルズ)
3年ぶり5度目
◇一塁手
ウラジーミル・ゲレロJr(ブルージェイズ)
3年ぶり2度目
◇二塁手
ホセ・アルテューベ(アストロズ)
2年ぶり7度目(二塁手歴代最多)
◇三塁手
ホセ・ラミレス(ガーディアンズ)
2年ぶり5度目
◇遊撃手
ボビー・ウィットJr.(ロイヤルズ)
初受賞
◇外野手
アーロン・ジャッジ(ヤンキース)
2年ぶり4度目
フアン・ソト(ヤンキース)
2年連続5度目(ア・リーグでは初)
アンソニー・サンタンダー(オリオールズ)
初受賞
◇指名打者
ブレント・ルーカー(アスレチックス)
初受賞
◇ユーティリティ
ジョシュ・スミス(レンジャーズ)
初受賞
◇チーム
ニューヨーク・ヤンキース
初受賞
【ナ・リーグ】
◇捕手
ウィリアム・コントレラス(ブリュワーズ)
初受賞
◇一塁手
ブライス・ハーパー(フィリーズ)
2年連続4度目(一塁手では初)
◇二塁手
ケテル・マルテ(ダイヤモンドバックス)
初受賞
◇三塁手
マニー・マチャド(パドレス)
4年ぶり2度目
◇遊撃手
フランシスコ・リンドア(メッツ)
2年連続4度目
◇外野手
テオスカー・ヘルナンデス(ドジャース)
3年ぶり3度目(ナ・リーグでは初)
ジャクソン・メリル(パドレス)
初受賞
ジュリクソン・プロファー(パドレス)
初受賞
◇指名打者
大谷翔平(ドジャース)
2年連続3度目(ナ・リーグでは初)
◇ユーティリティ
ムーキー・ベッツ(ドジャース)
3年連続7度目(ユーティリティでは初)
◇チーム
ロサンゼルス・ドジャース
初受賞
ゴールドグラブ賞
【ア・リーグ】
<投手>
セス・ルーゴ(ロイヤルズ)
初受賞
◇捕手
キャル・ラリー(マリナーズ)
初受賞
◇一塁手
カルロス・サンタナ(ツインズ)
初受賞
◇二塁手
アンドレス・ヒメネス(ガーディアンズ)
3年連続3度目
◇三塁手
アレックス・ブレグマン(アストロズ)
初受賞
◇遊撃手
ボビー・ウィットJr.(ロイヤルズ)
初受賞
◇左翼手
スティーブン・クワン(ガーディアンズ)
3年連続3度目
◇中堅手
ドールトン・バーショ(ブルージェイズ)
初受賞
◇右翼手
ウィルヤー・アブレイユ(レッドソックス)
初受賞
◇左翼手
スティーブン・クワン(ガーディアンズ)
3年連続3度目
◇中堅手
ドールトン・バーショ(ブルージェイズ)
初受賞
◇右翼手
ウィルヤー・アブレイユ(レッドソックス)
初受賞
◇ユーティリティ
ディラン・ムーア(マリナーズ)
初受賞
【ナ・リーグ】
◇投手
クリス・セール(ブレーブス)
初受賞
◇捕手
パトリック・ベイリー(ジャイアンツ)
初受賞
◇一塁手
クリスチャン・ウォーカー(ダイヤモンドバックス)
3年連続3度目
◇二塁手
ブライス・トゥラング(ブリュワーズ)
初受賞
◇三塁手
マット・チャップマン(ジャイアンツ)
2年連続5度目(ナ・リーグでは初)
◇遊撃手
エゼキエル・トーバー(ロッキーズ)
初受賞
◇左翼手
イアン・ハップ(カブス)
3年連続3度目
◇中堅手
ブレントン・ドイル(ロッキーズ)
2年連続2度目
◇右翼手
サル・フレリック(ブリュワーズ)
初受賞
◇ユーティリティ
ジャレッド・トリオロ(パイレーツ)
初受賞
投手個人タイトル
【2024・投手個人タイトル】
上がア・リーグ、下がナ・リーグ
サイヤング賞
- スクーバル(DET)予想
- クリス・セール(ATL)予想
最多勝
- スクーバル(DET)18
- クリス・セール(ATL)18
最優秀防御率
- スクーバル(DET)2.39
- クリス・セール(ATL)2.38
最多奪三振
- スクーバル(DET)228
- クリス・セール(ATL)225
最多セーブ
- E.クラセ(CLE)47
- ヘルズリー(STL)49
マリアノ・リベラ賞
- E.クラセ(CLE)
トレバー・ホフマン賞
- ヘルズリー(STL)
WAR・勝利貢献度の方は
fWAR
- スクーバル(DET)5.9
- クリス・セール(ATL)6.4
rWAR
- スクーバル(DET)6.3
- H.グリーン(CIN)6.3
fWARは投手三冠の二人がリーグ1位
rWARの方はナ・リーグはハンター・グリーンがリーグ1位
最速164キロのストレートを武器に9勝、奪三振率10.12をマーク
サイヤング賞
ア・リーグは
スクーバル(DET)
ナ・リーグは
クリス・セール(ATL)
と予想
最多勝・最優秀防御率・最多奪三振
13年ぶりに両リーグから投手三冠
ア・リーグ 投手三冠
スクーバル 18勝・防2.39・奪三振228
今シーズン突如として覚醒!
元々奪三振率は高かったが昨シーズンまでは、一度も二桁勝利もない投手が27歳で一気に投手三冠
タイガースのプレーオフ進出に大貢献しました
最速164キロのストレート(平均156キロ)を武器に、低めに決め球のチェンジアップ集めてを最多奪三振も獲得
ナ・リーグ 投手三冠
C.セール 18勝・防2.38・奪三振225
スリークォーター気味から150キロ後半のストレートと決め球のスラーブを武器にナ・リーグで投手三冠を達成
最多奪三振は7年ぶり三度目の受賞
ここ3シーズンでわずか11勝とクリス・セールもピークは過ぎたと思われたいましたが、レッドソックスからナ・リーグのブレーブスに移籍したことも功を奏したのか見事に復活
復活どころか20代の頃を上回る投手三冠
2020年にトミージョン手術を受けており、ようやく本来の力を発揮してくれた形となった
最多セーブ
ア・リーグ 最多セーブ
E.クラセ 47セーブ
3年連続で最多セーブを獲得
160キロ近いカッターが投球の8割を占める打たせて取るゴロ系の抑え投手
今シーズンは序盤から安定した投球が続き、rWARはリリーフでは圧倒的の4.5
カッターを武器に打たせて取る抑えの姿はヤンキースの伝説的抑えマリアーノ・リベラを彷彿させるところがあります
ナ・リーグ 最多セーブ
ヘルズリー 49セーブ
最速167キロのストレートと140キロ台のスライダーを武器に初の最多セーブを獲得
細かい制球力はないので、速いストレートと変化球をどんどんストライクゾーンに投げ込んで勝負するパワーピッチャー
160キロを超えるストレートでもア・リーグのクラセとは真逆のピッチングスタイル。こちらはフライ系
カージナルスはヘルズリーがセーブ王を取る一方で、順位は中地区2位ながら勝率は.512で、プレーオフの進出はならず
マリアノ・リベラ賞
E.クラセ(CLE)
2年ぶり2度目
トレバー・ホフマン賞
ヘルズリー(STL)
初受賞
こちらではドジャースのプレーオフについて追記しています
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