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元旦から大きな地震があり、次の日には羽田空港で事故があったりと
なかなか気持ちの整理がついていない人も多いかもしれません
私自身も新年が明けた気がイマイチしていない感じです
今自分に出来ることは衣食住があることに感謝して、普段通りに過ごすことだと思っています
そんな中、やはり現れたというか
災害を予言していたと
Ⅹ(旧ツイッター)でポストしたり
ユーチューブで配信している占い師やスピがいるみたいです
どうしようもない人達ですが
結論から言えば
占いで予言は不可能です
神様の声を聞いたとか言ってるスピは、お花畑なので論外にします
不可能なのになぜ「当たっている」と感じてしまうのか
占い師がわざわざ予言をするのにも明確な意図があり
今回はその点を考察していきたいと思います
カラクリがわかれば
予言に怯える必要はありません
世の中が不安になると占いが流行る
これは昔から言われていることで
最近だと2020年がそれに当たります
コロナのせいで世界中が大変なことになりました
そんなときに流行った言葉が
風の時代
まぁいかにもアバウトなワードですね
- 新しい時代のスタート
- 古い価値観の終わり
- 物質的価値観から感性的価値観へ
こんなようなことが当時から言われていたと思いますが
抽象的な表現の域を出ず
誰一人として
- いつ
- どこで
- なにが
- 起きるか
細かく断定できた占い師も
コロナを予言できた占い師も
一人もいません
これが現実です
ここまで予言できないと
避けることが出来ません
事前に避けることが出来なければ、こんな予言には何の意味もないです
ではなぜ、そんな予言を人は
信じてしまうのか?
カラクリを解説します
予言のカラクリ
予言を毎月している占い師がいます
下記はその予言の内容です
【予言の内容】
2024年辰年は
地震や噴火に注意の年です
2024年1月1~2日と8~13日は
地震と噴火に注意
ここには海底火山も含まれます
新たなスタートを切る月
船舶の事故にも注意
ふつうの人はこんな予言はスルーできます
しかし一部、素直な人や占いジプシー、情弱な人は
こんな予言でも
当たってる~!
怖いな~!
こんな発言がⅩやユーチューブのコメントでは
多くあるみたいです
こんな内容が書いてあれば、不安な気持ちになるのもわかります
しかしこの予言を「当たっている」と感じる人は
予言のカラクリ
に気づいていないだけなんです
カラクリの解説
まず災害や事故を指定している日にちが8日間
2024年1月1~2日と8~13日
1月は31日あるので
8÷31=25.8%
1月に地震や噴火、船舶の事故があれば
25.8%で「当たった」と感じさせる
ことが出来ます
後は毎月予言を繰り返していけば
いつか当たります
ハズレた月はスルー
いつ・どこで・なにが・起きるか
具体的に書いていないので、この内容では
予言を避けることは不可能
だということもわかります
2023年1月~12月14日までの
日本国内の地震の回数は
震度1以上が2139回
震度4以上が41回
あったそうです
(株式会社・三誠AIR断震システムHPより引用)
このデータから言えることは
地震の予言は
- 日にち
- 場所
を断定しなくていいなら
必ず当たることがわかると思います
41回 ÷ 12カ月=3.4回
1カ月に約3.4回も震度4以上の地震が日本ではあるので
そりゃ当たります
羽田の事故も「当てた」と思っている人がいるみたいですが
それも違います
予言では
船舶の事故にも注意
と書かれています
のことと国税庁に定義されています
これは予言を読んだ人が
船舶 = 飛行機
と勝手に自分で意味合いを繋げてしまっていることが原因です
厳密にはハズレています
予言のやり口はいくつかありますが
大きな軸になるのが
- バーナム効果
- ジーンディクソン効果
になります
前者が拡大解釈、後者が下手な鉄砲も数撃ちゃ当たるという意味です
この心理現象のせいで
自ら脳内で予言に当たりにいっている
これが予言が
「当たった」と思うカラクリです
カラクリがわかれば怖がる必要はありません
ではなぜ
占い師は予言をするのでしょうか?
次は
予言をする理由を考察したいと思います
予言をする理由
当然ですが表面上は
ブログでも、Ⅹでも、動画でも
良いことを占い師は言ってると思います
ただ本音で書くなら
- 人のため ✖
- 自分のため 〇
こうなります
彼らにとって
占い = ビジネス
です
善意だけでは食べていけません
ましてや予言なんて
カウンセリング要素にもならないことを
つぶやいたり、配信したりするのは
- 信者を増やす
- 再生数を稼ぐ
- 権威付けをする
などなど
これらが目的です
占い業界はレッドオーシャンです
他者と違いを作らないと生き残っていけません
その違いを作るために
『予言』、『預言者』
をしたり、演じたりするのです
【占いの稼ぎ方】
- 占いサイト
- 占いの書籍
- 動画の配信
- 個人鑑定
- 開運グッズ
- セミナー
予言のブログやつぶやき、動画をキッカケに
これらに素直な人を誘導するのが
本当の目的
になります
人助けのためじゃない?
そう思っていると
- 悪徳占い師
- スピリチュアル教祖
この手の人たちの
養分(ようぶん)
にされてしまう可能性があるので、気をつけて下さい
現役で占い師をしているときに
下記の画像のようになってしまった人を多く見てきました
予言をすることが
なぜダメなのか?
についてもお伝えします
予言をすることが駄目なわけ
予言をすることで、災難を避けれた人は
この地球上に
0人
です
そんな人間がいるなら、占いやスピリチュアルなんてやらなくても
世界中どこにいっても重宝されるでしょう
競馬で全レースあてて、億万長者になればいいんですから
そして予言をしている連中は
人の不幸を待っている
そういう人間です
災害や事故を予言するわけですから
そこには必ず
- 亡くなった人
- 苦しんでいる人
- 助けを求めてる人
- 涙している人
多くの人の悲しみがあります
それをわかった上で
わざわざ自分から進んで
「当たってる」
と主張する人間性が
終わっていると思います
これが私が予言をするのがダメだと思うわけです
こいつらの予言では誰一人、救われていません
まとめ
予言をするような連中の
- 占い
- 動画
- 書籍
- サイト
に加入したり、購入しても
あなたの人生が本当の意味で好転することはありません
ハッキリ言って
ダマされている
と思います
予言をするような人間は100%
善人のフリをした悪人
です
表面上の言葉に騙されずに
裏の顔を自分で読み取らないといけません
これって本当かな?
そう思ったらまずは
Googleやヤフーで検索してみる、調べてみる
これだけでも大きな一歩です
自分の人生を良くできるのは
預言者でも、占い師でも、スピ教祖でもなく
自分自身なんだということを
予言を信じてる人たちにお伝えしたいです
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